英国フラワースクール バレンタイン・デー

英国フラワースクール フラワーデザイン・オブ・ブリテン

英国フラワースクール
フラワーデザイン・オブ・
ブリテン

トピックス

  1. 歴史
  2. イギリスの結婚式
  3. 結婚式の参列者
  4. 英国庭園の魅力
  5. 花屋のキーワード
  6. 母の日
  7. 父の日
  8. バレンタイン・デー
  9. イースター
  10. クリスマス

トピックス

バレンタイン・デー Valentine's Day 

日本ではチョコレート合戦となる2月14日。海外では古くから親しい間柄の人たちの中で男女問わずに、花やキャンディー、カードなどの贈り物を交換する日として親しまれている日です。

そもそものルーツは古代ローマ時代のお祭りLupercaliaに由来します。当時は荒々しい狼たちが森の中で徘徊していました。 古代ローマ人たちはその凶暴な狼たちから身を守るようにLupercusという神を敬い称える祭典が毎年2月15日に催されていました。同時に春を迎える祭りとしても意味がありました。昔の暦では2月はちょうど春の始まりとされていたようです。

当時若者の間で流行だった習慣に「名前くじ」というものがありました。2月15日の前夜、年頃のレディたちは自分の名前を紙に書き、用意してあるポットの中に入れるのです。そして殿方一人づつ、くじ引きをするようにポットから紙を取り出すのです。殿方により引き当てられた女性がその年の彼の恋人となるというシナリオです。

さてさて現在のバレンタインディー このヴァレンタインという名前は、実はキリスト教が新派であった時代、ローマ帝国に捕えられていた囚人の名前だったのです。当時の帝王Claudius IIはローマ軍に属する兵隊たちは結婚もしくは婚約をしてはいけないと決めてしまいました。帝王はもし兵士らが結婚し家庭を持つようになれば、戦争よりも家庭に引きこもってしまうと恐れたからです。ヴァレンタインさんはその掟を破りひそかに結婚してしまったからです。彼はその後生涯を捕らわれの身としてすごしたのでした。

そしてついに彼はLupercaliaの祭りの前夜、すなわち2月14日に処刑されてしまいました。彼の死後、ヴァレンタインさんには「聖」が送られました。その頃までにはローマ帝国にはすっかりキリスト教の布教が進んでいたからです。2月15日に行なわれていたLupercaliaの祭典もいつのまにか2月14日に移され、今日ではLupercaliaの祭りとしてではなく、聖Valentineをたたえる祭りとして継承されつづけているのです。

英国のバレンタイン商戦は、実はチョコレートではなく、お花、カード、お菓子なのです。クリスマスの次にプレゼントが飛び交う日でもあります。イギリスではよくカードにメッセージを書いて交換します。またポピュラーなのはお花とカードが一体となったギフトを花屋さんで注文したりもします。ここで愛の告白をする人も少なくはないのでは....

イギリスの花屋で一番忙しい時期は母の日、次はクリスマス、そしてバレンタインディーとまさに戦闘は続きます。バレンタインディーは日本とはいろいろと違う習慣があります。でも一つだけいえるのはビジネスとしていつのまにか宗教関連の日までさえ利用されているという事はどこの世界でも同じようです。

Happy Valentine's Day!!