イギリスのフラワースクールの事、旅で出会った花たちや、世界のイベントなど、日高ちひろが見つけた日々の雑記帳。

9月長月 重陽の節句 菊の節句

陰暦の9月は今でいう10月初旬から11月初旬の頃。夜長月、長雨月(ながめつき)秋深まり、秋の長雨から長月という名がついたとの事。菊開月(きくさきづき)、菊月、紅葉月、稲刈月など植物の名が付く呼び方もあります。

9月9日は重陽の節句。生け花の世界にとっては大切な日です。菊の花のみでお生花(長さやなど詳細に決まりがある正式な形)を生け菊酒などを飲みお祝いをするそうです。(もともとはこれも邪気払い長命への思いが込められた宴会だったようですが)。もっとも大きな奇数の重なる日となるため陽が重なる重陽と呼ばれます。以下古流松藤会の師範橋本理真先生よりご寄稿いただきました。

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重陽の菊

重陽の菊
めでたい陽数が重なる九月九日。

弦植物 - グリーンカーテン

Momordica charantia<br />
-bitter melon Jasminum polyanthum Grape vine
写真左から 蔓レイシ(ゴーヤ)、ハゴロモジャスミン、ブドウ

フラワーカーペット ベルギー ブルッセル

ブリュセルの中心地グランパレスの広場では2年ごとに花で埋め尽くされた豪華で77m x 24 mの巨大なフラワーカーペットがお目見えします。
グランパレスは市庁舎、ギルドハウス、王の家など中世ヨーロッパを代表する建築物と石畳からなりその美しさから世界文化遺産に指定されています。今年はフラワーカーペットの開催年にあたり、8月13・14・15日に人々を魅了しました。

エディブルフラワー 花を食す

Edible flower - 食する事のできる花。夏の間様々な花が咲いていましたが、食用にできるハーブが思いのほかこの暑さの中でも元気なのです。花植物はは古代から薬草としての役割が大きくバラやユリ球根などは代表的な植物です。花自体はあまり美味しいとは思えないのですが、鮮やかな花の持つ色合いは視覚的インパクトが大きいようです。
カレンジュラ イタリアンパセリ ラベンダー

以下春から夏に手軽に庭で育てることのできる食用の花です。

ボリジ 青紫の花が涼しげです。ムラサキ科ボラゴ属
マリーゴールド カレンジュラ キク科キンセンカ属

8月のお盆 旧盆 月遅れ盆

明治政府により太陽暦が採用されたため、現在では8月のお盆を月遅れ盆、旧盆と呼んでいます。尚、旧暦(陰暦)によるお盆は7月15日現在の8月8日頃に当たります。東京は8月13日から16日頃まではお盆休みとなり、オフィス街は人が極端に少なくなります。

イギリス花留学 フラワーデザイン・オブ・ブリテン ロンドンクラス2010

毎年10月にイギリスロンドンにてフラワーデザインのワークショップをしています。このクラス自体は初回のオランダを入れると4回目となります。毎回その年の流行やフラワーデザインの流れなどを知る事ができ、同時にちょっと忘れかけていたテクニックなどよい復習の場所にもなっています。
フラワーデザイン・オブ・ブリテン オランダクラス2007 フラワーデザイン・オブ・ブリテン ロンドンクラス2008 フラワーデザイン・オブ・ブリテン ロンドンクラス2009 フラワーデザイン・オブ・ブリテン ロンドンクラス2009

ユダヤの結婚式 Jewish Wedding, Kiddushin

7月31日土曜日、アメリカ前大統領Bill Clinton氏と現アメリカ合衆国国務長官Hillary Clinton氏のお嬢様のChelseaさんの結婚式がありました。写真を見るとすぐにお相手の方はユダヤ教の方だとわかりました。まず彼の肩から掛けられた布、天井にはゴージャスに花で飾られたフッパ(誓いの場を覆うテント)、そして結婚誓約書をかたどったフレームなどです。

現代のウエディングの形はユダヤのウエディングの習慣を沢山受け継いでいます。

やさしい処置法

Hydrangea with natural moss to keep its moiture
この水色のアジサイを使うたびに生産者の方の心が伝わります。
アジサイは大変水が下がりやすく出荷の時は必ず保水の工夫が必要です。今年から使っているこのブルーのアジサイにはいつもヤマゴケが当てられています。自然に帰る事のできる植物での処置、コケを採取する時間とその労力を考えると、感謝の気持ちがあふれてきます。紫陽花だけでなく私の心まで処置してくれたようです。

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フラワーデザイン・オブ・ブリテン ロンドンクラス2010
開催日時 2010年10月28日 - 31日(4日間)
場所 ロンドン ハマースミス
費用 680ポンド
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入賞者 ユーロフローラコンペティション@英国 タットンパーク フラワーショー

この競技会も4年に一度。ユーロフローラコンペテイション2010年の入賞者です。
1位 Attila Kiss from Hungary
2位 Joe Massie from England
3位 Thomasz Kuczynski from Poland

1位と2位の差が0.01ポイントの僅差だったそうです。作品はちょっと凄過ぎ。ヨーロッパの教育の高さが感じられるコンペでした。

以下テーマ事のコンペの内容と各部門入賞者です。
- Task 1 – “Oneplace at Tatton Park”, 自由課題 Joe Massie, Great Britain.
- Task 2 – “By the Golden Brook”, ハンドタイドブーケ: Elisabeth Schoeneman of Germany.
- Task 3 – “The Kitchen Garden”, プラントデザイン: Attila Kiss of Hungary
- Task 4 – “Marriage in the mansion”, ブライダル: Janneke Roeland of The Netherlands
- Task 5 – “Let’s go gardening”, サプライズデザイン: Atilla Kiss of Hungary

ユーロフローラコンペティション@英国 タットンパーク フラワーショー

Eurofloure competition イギリスRHS協会より
現在イギリスで開催中のRHSタットンパークフラワーショーでは、ヨーロッパの25歳以下のユーロフルールコンペティションが行われています。このコンペは若いデザイナーたちの登竜門となるコンペです。技術面とアイディアが評価の対象となりヨーロッパ12カ国から選手が集まります。私のマークはイギリスJoe Massie君です。先日のチェルシーでもゴールド、その他過去4つのメジャータイトル制覇。今頃はガーラパーティの真っ盛りだと思いますが、はたして誰が勝者となるでしょうか。楽しみです。
参加国:ベルギー, デンマーク, フィンランド, ドイツ, イギリス, ハンガリー, イタリア, オランダ, ノルウェー, ポーランド, ロシア, スロヴェニア

RHS Tatton Park Flower Show

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