Chihiro Hidakaさんのブログ

アネモネにご用心

Anemone coronaria 'Wine white'
叔母の為に大きくてぷっくりとしたアネモネを購入しました。つぼみの時でさえ色の含みが美しく間違いなくエレガントに開花すると確信したからです。アネモネの花びらはとても薄く蝶の羽のようにデリケート。ふわふわとしたアルストロメリアをセコンドに優しく優しくブーケに。お贈りした花束はとても喜んでいただき、お礼のお葉書まで頂戴しました。
飛び出したアネモネたち
それから約一週間。我が家にあった同じアネモネたち。せっかくですからと思いそのアネモネと共に様々な春の花で花束にしてありました。そのセンターを飾ったアネモネ、毎日なんとなくブーケから飛び出してくるのがわかるんです。はっと思い出した事があります! アネモネやチューリップはカットフラワーとなっても成長しながら開花し続けます。いやはやそのエネルギーはたくましい物がありますが、ちょっとマズイ事に気が付きました。ブーケのトップのラインが完全に崩れてしまいアネモネだけが突出しているとても不恰好な姿になってしまっていたのです。それはもちろん叔母のブーケにも当てはまります。叔母様ごめんなさい、きっとあなたなら直して下さっているはず。

人生いくつになっても学ぶ事がありそうです。皆さん春のアネモネ、チューリップとラナンは少しだけご用心!

Anemone coronaria 'Wine white'
キンボウゲ科アネモネ属 Ranunculaceae
西アジア~ヨーロッパ東南部、地中海沿岸原産

世界らん展 International Orchid Festival 2014 フラワーデザインコンペ編 Part2 ブーケ

世界らん展 ブーケ
世界らん展 ブーケ 世界らん展 ブーケ 世界らん展 ブーケ
ブーケのカテゴリーではデコラティブで華やかな作品が並びます。デザイナーコードやビーズなどが贅沢に使われ、豪華にデコレーションが施されていました。和紙を重ねたり、手鞠のきらびやかな絹糸の装飾も日本ならではのアイテムで楽しく拝見しています。時折作品を見ながらふと感じる事があります。重たいブーケは長い間持つことは難しいですね。オーバーサイズも苦しく感じます。コンペではありますがブーケは持って歩ける事が必須項目。どうも自分自身がどこかにバランスを求めているようです。一方惜しかった作品もあります。ビーズのみのベースにランの花がリズミカルに配置されていました。シンプルで美しいこのブーケ、私は大変気に入った一点でした。しかしながらハンドルが目をとらえてしまいました。グリーンのドレスに合わせる設定だったのかと色々と思いを巡らせましたが、やはり使われている資材があまりにもこのブーケのイメージから外れていました。

話変わりますが、ソチのオリンピックメダリストブーケに使われている花はマム、紫色はチースかな?ロシアは著名なフラワーデザイナーが多数いる国なのですが無造作に束ねられたブーケを見ると非常に残念に思えました。東京の時はぜひ華やかに!

世界らん展 International Orchid Festival 2014 フラワーデザインコンペ編 Part1

世界らん展 フラワーデザイン 会場
ここ数年楽しみにしているのがフラワーデザイン部門でのコンペティション。蘭展ですのでランの花を使ったブーケやディスプレーが並びます。海外コンペの作風とも違い、日本人の感性でアプローチする作品は作業も細かく繊細さを持ち合わせており、いつも心ときめくものがあります。人が感銘する作品を作れる人は素晴らしいですね。今年も引き寄せられる作品がありました。長くなりますので2回に分けます。
世界らん展 フラワーデザイン会場 コンテンポラリー作品 世界らん展 フラワーデザイン会場 サークル作品 世界らん展 フラワーデザイン会場 コントラスト作品
エコ思考が流行し、フラワーデザインの世界でも塗らない木をフレームとして使う機会が多くなりました。こちらの作品はナチュラルな木目の板を水車のように
組み合わせ、やはりナチュラルウッドのフレームに組み込ませてあります。くりぬいた部分もきちんと作品に収めている所など、無駄がなく私が気に入った理由でもあります。材料をすべて見せる。重くなく、ビジュアルにもフィジカルにもバランスがよい。大変美しい仕上がりでした。四角いフレームにサークルを入れ込んだモダン構成、昨年のチェルシーのフラワーデザインのコンペはサークルがテーマ。トレンド作品で裏もしっかり処理されており美しく仕上がっていました。安定は安心です。赤い毛糸を使った作品も印象的。こちらは冬をプロデュース。見る側に迷いを感じさせません。白と黒のモノクロの世界に赤のアクセント、そして大切なオーキットを一輪。ワックス処理がしてありますのでどんなコンディションでも耐えられます。コントラストが非常に美し作品だと思いました。

世界らん展 International Orchid Festival 2014

世界らん展グランプリ作品 Epi. atacazoicum 'Mt. Iizuna' エピデンドラム アタカゾイカム'マウントイイズナ’ 長野県 栗野原潤さん出展
青い胡蝶蘭 青い胡蝶蘭の生みの親 Phal. 'wedding promenade'ファレノ 'ウエディングプロムナード'
2月15日東京ドームで開催の世界らん展へ出かけてきました。2週間続けて週末に大雪となり交通もかなり不定期でしたが、膝下まである長靴を履き頑張って出かけてきました。会場は予想以上に空いており蘭の花の優しくたおやかな香りに包まれゆったりと閲覧できました。今回のお目当ては青いファレノプシス。ブルーのバラが発表された時はいささか期待はずれな感があったのですが、今回のブルーは鮮やかで美しい青。青い色素はツユクサから取り出された青い花を咲かせる遺伝子を取り込んでいる(もしくは組み換えている)との事で、開発に10年の歳月を費やしたそうです。青い胡蝶蘭、生みの親は赤紫色の中輪ファレノ'ウエディングプロムナード' 美しいですね。花の色としてはいささか見慣れない青ですが、どこかエレガントさが漂うのは蘭の花の特権でしょうか。交配により人工的に作られた花ではありますが、神秘的という言葉がぴったりなような気がします。

タイ パタヤクラス 2013年 Part2 スタッキング

フラワーデザイン・オブ・ブリテン タイ パタヤクラス2013 フラワーデザイン・オブ・ブリテン タイ パタヤクラス2013
一日で終わらなかった作品を仕上げ、プールにセッティングしました。生徒さんによりピンクのフローティングデザインです。”パーティー”という楽しさが感じられ会話も弾みそうです。私は生徒さんがレッスンを受けている間、ほぼ一日中眺めて楽しみました。優しい風に吹かれてゆらゆらとフロートする様子は心洗われ雑念を忘れさせてくれます。
フラワーデザイン・オブ・ブリテン タイ パタヤクラス2013 ランチ フラワーデザイン・オブ・ブリテン タイ パタヤクラス2013 休憩エリア
パーティー作品が終わりましたので、ランチはちょっとだけお祝いです。先日テーブルセッティングでたまたま開けたサイドボードにリキュールの瓶が沢山。見つかってしまったからには先生も作るしかないでしょう。という事でマルガリータがランチにサービスされました。お酒も入ってしまいましたので少しゆったりと休憩。ランチブレークの後は新しい作品に取り掛かります。2mもあるロートアイロンの台に飾り付けてゆきます。使わなければいけない技法はスタッキングです。一部にスタッキングのテクニックを入れ自由にアレンジするという事です。生徒の間でチームを組替え新しいメンバーとの共同作業です。作品もチームもグループワークです。鮮やかな色の花、アレンジの仕方はそれぞれ独特。やはり数名いるとクラスも楽しいですね。

タイ パタヤクラス 2013年 Part1 フローティングアレンジメント

フラワーデザイン・オブ・ブリテン パタヤクラス フラワーデザイン・オブ・ブリテン パタヤクラス
教室はプールサイド。時差がないため体は非常に楽です。雨季でないためいつも快晴。心地よい早朝の風が心も体もリフレッシュしてくれます。
当然ながらレッスンの準備はすでに整い生徒を待つばかり。庭には南国の花ヘリコニアが見頃で美しく、プールの青とのコントラストが実に目に鮮やかでした。午前中は課題についてのディスカッション。フローティングの仕掛けや、地元タイでの飾り方の紹介などがありました。このクラスは学ぶ事が多く、後半は時間切れとなってしまうため先生も初日からハイペース。既に水着を着用していらっしゃり、作品ができるや否やプールでセッティングして下さいました。タイの花飾りは葉やハスの花を畳んだり、また香りのする花、鮮やかな花を糸で通して作るガーランドは独特なものです。英国のチェルシーフラワーショーの出展ではいつも素晴らしく何等かの賞を取っているそうです。今回は先生がプリーツ(折り畳み)を施したアレンジメントのベースを用意してくれ、こんなにも身近に触れられた事はとてもラッキーでした。いつかゆっくりとフラワーマーケットを散策しながらローカルの装飾技法を習ってみたいものです。
フラワーデザイン・オブ・ブリテン パタヤクラス フラワーデザイン・オブ・ブリテン パタヤクラス フラワーデザイン・オブ・ブリテン パタヤクラス

タイパタヤでのマスタークラス M4-2013

寒い冬の期間では、イギリスの教室を一時ストップし南国タイのパタヤ市でお花のレッスンをしております。タイは11月から12月は気候が穏やかで大変過ごしやすい環境になります。スワンナプーム国際空港より南へ約1時間半、今ではすっかり道路が整備され快適な旅となりました。今年も1月8日からレッスンをしており、マスタークラスの方々はファイナル試験へ向けてのスペシャルトレーニングを実施しています。今までのレッスンを振り返ると様々な事が思い浮かびます。壁面を使った大きなデザイン、せっかく苦労して作ったのに夜のうちに崩れ落ち次の日にやり直しをさせられたり、デパートの1Fのディスプレーのレッスンではアイディアがなかなかまとまらず個々に苦戦状態、竹、石、釣り糸、金魚、お茶の円盤(海苔かもしれません)、とにかく初めのレッスンでは何でも使う事に驚愕した事を覚えております。今年はどんなクラスになるのでしょうか。生徒さんの報告が待ち遠しい限りです。

さて、昨年2013年はプールサイドのイブニングパーティーがテーマでした。お客様約30名、プール、ゲストテーブル、料理テーブルなどを飾ることがアサインメントです。日本から準備をしアセンブルするだけにしたチームには脱帽ものでした。すばらしく成長した生徒さんたちは本当に私たちの誇りです。

まずは朝ごはん、ホテルではなく先生のお宅にホームステイさせていただきました。移動がないのでとても楽です!
レッスン前の朝ごはん パーツのアセンブリング キャンドルをセット

ヨーロッパクラス2013 無事終了

Barbara Shakespeare teaches floral design Hazel Lines demonstrates at the FDB Europe class 2013
ウェストン・スーパー・メアのスクールで開催されていたヨーロッパクラスが無事終了いたしました。期間中の忙しい中、写真やメールをお送りいただきありがとうございます。ゆらゆら動くハンギングデコレーションはフレームとコンテンツのバランス方法の勉強になり、給水の仕組みもお分かりいただけたと思います。葉を使ったデザインは非常にパワフルで植物の生命があふれる作品でした。また今年お招きしたデザイナーのHazelさんのブーケはアルミニウムのカラーワイヤーやカラフルで使いやすい資材を用いたフレームにパラレルにブーケを組み上げるエッジの効いた作品となりました。どの先生もパーソナリティあふれる作品を紹介して下さり、写真を拝見しているだけでも他校との違いがはっきりとわかります。相変わらずジョークが飛び交い笑い一杯の楽しいクラスでした。3人のマスター生徒たちの作品も個性あふれるものとなったに違い有りません。今回日高は出かけられませんでしたが、参加なさった生徒さんのコメントを載せさせていただきます。

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楽しかったです。みなさん、それぞれ個性的です。ラフィアの平べったいものはまだ日本にはないですよね。

今日も一日張り切って行って参ります。

二日目も有意義な一日でした。有難うございました。おやすみなさい。

新しい言葉。エンジニアリング。フォーリッジ用のグルーは新製品。品質は50%くらい。

フォーリッジのみのデザイン。色々なワークを施して行きますが、それをエンジニアリングとよびます。よーくみると中央の多肉植物に別の葉を挿入しています。

おやすみなさい!

Things are ok our girls seem to be enjoying their new studies and today we have a new tutor who is going down very well. Lots of laughter and things with a difference.

フラワーエクスポ IFEX2013

闇の中で光るエケベリア
幕張メッセで開催中の展示会へ出かけてきました。懐かしい方とお会いしたり新しいものを見たり。規模が小さくなっていた分ゆっくりと見て回る事ができ楽しんで参りました。

ベンケイソウ科エケベリア
アンコーポレーションさんのブースで、闇の中で光る植物ーベンケイソウ科エケベリアのデモがありました。置いてあった植物を暗箱へ移動。目に鮮やかなグリーンの蛍光色が放たれ、思わずびっくり。あまりにもの驚きで持続時間や植物の成長具合など突っ込んだ質問を忘れてしまった位でした。一目で話題をつかめるアイテムです。また同じブースでドイツのメーカーのリーフシャインの取扱開始の情報をキャッチ。ヨーロッパの花屋では当たり前に使っている便利ものです。ヨーロピアンデザインでは葉も花と同じくらいに大切なデザインエレメント。葉の表面に光沢を出し瞬時に商品価値を上げるものです。フラワーショップにはユーロカット(バラのトゲ取りと同じくらいお勧めです。

黒いリボン ストライプリボン ベロアリボン

戻りました

そろそろ天ぷらに 東側窓のホップ
長くとても暑かった夏、思い切ってロンバケさせていただいておりました。と言っても遠くへ出かけていたわけではありません。早朝は植物の手入れをし実家へ戻っては家族の為に少しばかり時間を割いていました。

夏の間様々な植物(野菜を含む)や昆虫がいたのですが、一番ご報告したいのが窓に這わせた植物です。初夏にツル性植物で日よけ対策というブログを書きましたが、その植物たちは立派に役を果たしてくれています。パッションフルーツは顔ほどの大きさの葉を付け、わさわさと窓を覆い、ホップは夏の終わりから実をつけだしましたので、そろそろ天ぷらにと思っています。苦味があるとの事。大きなのはフキノトウサイズに育ったものもありますので一度トライしてみます!

東側窓のホップ 東側窓のパッションフルーツ 芝生

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