Chihiro Hidakaさんのブログ

日もちテストタグ

FAJ test room tag Rosa 'cherry Brandy'
先日バラを探していた所、MPSマークのバラのほかに '日もちテストタグ' を見つけました。長さは80cm、花も茎もしっかりしています。このような目印があるととても買いやすいですね。バラが10日も咲き続けるなんて信じられないかもしれませんが、実際「先月のレッスンで使ったバラがまだ咲いている」
という話も時々聞きます。皆さんご経験ありませんか?

桜 - 心に響く音色

桜をテーマにもう一つ。

ライヤーという弦楽器の演奏を聴く会がありました。簡単にご説明すると竪琴です。その楽器の奏者三野友子さんによりますと、音階の中でCとG(ドとソ)を抜いたものが和の音楽となる、と言う事で次なる曲が桜でした。桜の季節、会場にも桜がちりばめられ、私の思い出とも重なり心に響く音色でした。

音楽を聞きながらそっと目をつぶると、浮かんできたのが、草原の緑色、続いてポピーのオレンジや黄色、白(たぶん光)、草の香り(おかしいですね、香りまで思い出してしまいます)蝶、小川、小さな魚、青空などまるで自分が草原にたたずんでいるかのごとく次から次へと出てきます。すばらしい音楽で心が澄んだのでしょう。このイメージは次の作品のイメージに繋げてゆきたいと思います。

昨日は美しい音色に陶酔した素敵な夜でした。

Sakura, cherry blossom Sakura, cherry blossom
やっぱり桜に惹かれます。花が咲きだす直前はつぼみに赤みが増しなんとも愛おしい!ここ数日は天気もよく気温も上がり、いよいよ東京も桜が満開です。イースターは西洋の春のサイン。桜のお花見は日本の春のサインですね。花が咲いていると夜でも明るく、気持ちが明るくなります。自然のパワー、季節限定ですので大いに楽しみたいと思います。

イースター 復活祭

十字架に架けられたキリストの復活を祝う行事ですが、同時に春の訪れを喜ぶお祭りです。

イースターの日取り
カトリックにより定められた宗教行事の暦、”教会歴”に従い、3月21日以降の満月の日のすぐ後の日曜日とされています。これは主にローマカトリック教会、プロテスタント、イギリス国教会などの西方教会で用いられています。一方東方正教会とよばれる宗派(ロシア、スラブ系民族の国が多い)では計算方法が違います。世界には2つの異なる日のイースターが存在する事になっています。

今年のイースターは?
西方教会  2009年4月12日
東方正教会 2009年4月19日

イースターまでのカレンダー
Lent四旬節 イースター当日までの日曜日を抜かす40日間の期間。キリストが荒野で経験した断食の苦しみの40日間を思うためもの。

Mardi Gra(仏蘭西)/ Fat Tuesday(米国)/ Shrove Tuesday(英国)と呼ばれる日があり(いずれも同じ日の事です)四旬節が始まる直前の火曜日に卵やバターなど贅沢品を消費する日となります。イギリスでは卵ころがしゲームやパンケーキレースなども開催されます。
Ash Wednesday (英国)は四旬節の始まる当日。アメリカのニューオーリンズではカーニバルとよばれ、この日までの一週間くらいは盛大なお祭りになります。

Holy week 聖週間、四旬節の40日間最後の週。イースター直前の週です。
Palm Sunday枝の主日、 イースター当日より1週間前の日曜日。キリストがエルサレムに凱旋した際、住民たちによりシュロの葉を並べた道が用意された事から来ています。

The last supper 聖木曜日、最後の晩餐
Good Friday 聖金曜日、キリストがゴルゴダの丘で十字架に架けられた日
聖土曜日 復活際直前の日 盛大なお祭りです
Easter Sunday復活の日  教会では特別なミサが行われ、春の訪れを楽しむ。子供たちによるタマゴハンティングもこの日の午後。

イースターのシンボルフラワー
白い鉄砲ユリ 白は純潔を表し、球根から太い茎が上がり花をつける所からイエスキリストの復活を意味しています。

サンフランシスコの花市場

本日はサンフランスコからです。
San Francisco Flower Mart Flower mart parking area Flower wholesale store
エアポートから車で約30分、サンフランシスコのダウンタウンの花市場へ直行です。午後3時でマーケットがすべて閉まってしまうためお昼も抜き。到着時刻は午後1時過ぎ、営業時間の短い裏日だった事も重なり、ほとんど仲卸は終了、資材屋とごく一部の生花店のみ営業していました。

Phalaenopsis cut flowers

ミモザは春の訪れ "FESTA DELLA DONNA" from Italy

Silver Wattle
イタリアの花屋では3月8日、一斉に黄色のミモザが店頭に並びます。この日は「女性の日」という事で、男性から女性にミモザの花をプレゼントする日なのです。

毎年3月8日の「国際女性デー 」は、1911年ニューヨークで146人もの女性の命が犠牲となったTriangle Shirtwaist Factory fire 事件が関連しています。綿織物工場で働く女性たちによって労働環境改善を求めるストライキがあり工場に立てこもっていたところ火事に巻き込まれてしまったのです。犠牲者を悼み、そして世界的には社会的貢献をしている女性をたたえる日ということで3月8日が「国際女性デー」となり季節の花ミモザが象徴に選ばれたのです。1913年3月8日、世界第一次大戦中、ヨーロッパの女性たちも平和を求めたリレー活動をしたともあります。経済、政治、社会的、そして家庭でも素晴らしい働きをしている私たち女性たちへの感謝の日となったのです。

惜しげもなくたくさんの花をつけ、ぱっと明るくて今がちょうど見ごろの花。まさしく春を訪れですね。歩いていてとても立派なフサアカシア(ミモザアカシア)の木があるお庭を見つけました。気分もウキウキしてきますね。

フサアカシア(ミモザ・ミモザアカシアとも呼ばれています)
マメ科アカシア属
Acacia dealbata
Common name: Silver Wattle
ニューサウスウエールズ、ヴィクトリア、タスマニアなど南オーストラリアに自生

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この記事を書いたすぐ後, 旅先のカリフォリニアでもっとすごいフサアカシアの木を発見しました。本当に見上げるほど大きな木がたくさんありました。遠くから見てもまっ黄色になっているのですぐにミモザだという事が分かります。地中海性気候のためこのフサアカシアもよく育つのですね。

香る花

Hyacinth bouquet 2008年ロンドンクラスより

ブーケをプレゼントされた時、花の色や容姿に加え香りという見えないサプライズがある時は幸せになります。アロマが流行するのも私たちの脳にとてもよい刺激をもたらす事からです。芳る花、本日はフローリストのハタミキさんからのレポートです。

<香る花>
バラ・フリージア・ヒヤシンス・スイートピー・ゼラニウム・水仙・ストック・グラジオラス トリステス(ミニグラジオラス)・ツルバキア・カサブランカ・カトレア・ルクリア・ボロニア・くちなし・キンモクセイ・ジャスミン・サクラソウ・ラベンダー・ダイアンサス(カーネーション)
<店頭にて>
花の香をチェックしているお客様はあまり多くないようです。でも花をよくご存じなお客様はお友達にプレゼントなどの時、「香が好きなのよね」とおっしゃられて香りのあるお花をお求めのようです。

最近は品種改良が進み花の色が変化する事に香が遠ざかってしまいます。香る物を探したくなるのは年齢のせい?それとも単なる花オタク?そういえばそろそろ沈丁花が咲く季節。東京はここのところちょっと寒さが続きまだ完全には開いていないようです。花粉症なのですがやっぱり温かい春が待ち遠しいです。
Winter Daphne
沈丁花
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
Daphne odora
Thymelaeaceae

カラー(海芋)の種類

Zantedeschia aethiopica 'Wedding March'
春先の季節に出回るのは真白なジャインアントカラーです。”ウェデイングマーチ” ”グリーンゴッデス” ”マシュマロ”などです。この種類は湿地を好み、ぐいぐいと水を吸い上げとてもよい姿勢を保ってくれます。日持もよく10日は大丈夫でしょう。花粉も落ちないためレストランなどの活け込みにはとても重宝するお花です。

Zantedeschia rehmannii 'Schwarzwalder' Zantedeschia rehmannii, Crystal Blush
一方、茎が細く様々な色のカラーも一年中見ることができますね。こちらは水はけのよい畑で栽培されます。水が不足気味な環境でもかなり耐えられます。ウエディングにはお勧めのお花でFDBのコンテンポラリークラスにはかならずお目見えしてます。茎も細く柔らかいため扱い易く生徒たちも積極的にデザインに取り入れています。ピンク・黄色、ボルドーなど色のバリエーションも豊富、すっきりとした容姿はイギリスでも大人気です。香りを放つ種類もあるそうです。(正式にはどれも芳るはずなのですがあまり気が付きませんでした。虫たちのほうがはるかに敏感です)

ほんの少しと思いましたがせっかくですので詳細です。

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学名:Zantedeschia
属:Araceae
英語名: Arum lily (Z. aethiopica), Calla lily (Za. elliottiana and rehmannii)

サトイモ科ザンテデスキア属

花の水揚げ- Conditioning

Hydrangea Skimmia japonica
イギリスで使う花はすべてバケツ輸送の為かなりよい状態で入荷しています。そのためか花の水揚げに関してはあまり気にしてはいませんでした。しかし、日本はオランダから遠く、輸入花には距離移動による負担がありイギリスで使う花とは状態が違います。ハイドランジア、ビバーナム、ライラック、シキミア等どれも本当は丈夫で長持ちなのですが、水揚げが大変難しい花たちです。

幸いな事に、日本には生け花という素晴らしい文化があります。独特な水揚げ法があり古流師範の橋本理真さんに教えていただきました。

1.水切り
2.水折り
3.根元割り
4.深水
5.湯上げ
6.燃焼
7.根元たたき
8.逆さ水
9.アルコール
10.ミョウバン

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