Chihiro Hidakaさんのブログ

ミモザは春の訪れ "FESTA DELLA DONNA" from Italy

Silver Wattle
イタリアの花屋では3月8日、一斉に黄色のミモザが店頭に並びます。この日は「女性の日」という事で、男性から女性にミモザの花をプレゼントする日なのです。

毎年3月8日の「国際女性デー 」は、1911年ニューヨークで146人もの女性の命が犠牲となったTriangle Shirtwaist Factory fire 事件が関連しています。綿織物工場で働く女性たちによって労働環境改善を求めるストライキがあり工場に立てこもっていたところ火事に巻き込まれてしまったのです。犠牲者を悼み、そして世界的には社会的貢献をしている女性をたたえる日ということで3月8日が「国際女性デー」となり季節の花ミモザが象徴に選ばれたのです。1913年3月8日、世界第一次大戦中、ヨーロッパの女性たちも平和を求めたリレー活動をしたともあります。経済、政治、社会的、そして家庭でも素晴らしい働きをしている私たち女性たちへの感謝の日となったのです。

惜しげもなくたくさんの花をつけ、ぱっと明るくて今がちょうど見ごろの花。まさしく春を訪れですね。歩いていてとても立派なフサアカシア(ミモザアカシア)の木があるお庭を見つけました。気分もウキウキしてきますね。

フサアカシア(ミモザ・ミモザアカシアとも呼ばれています)
マメ科アカシア属
Acacia dealbata
Common name: Silver Wattle
ニューサウスウエールズ、ヴィクトリア、タスマニアなど南オーストラリアに自生

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この記事を書いたすぐ後, 旅先のカリフォリニアでもっとすごいフサアカシアの木を発見しました。本当に見上げるほど大きな木がたくさんありました。遠くから見てもまっ黄色になっているのですぐにミモザだという事が分かります。地中海性気候のためこのフサアカシアもよく育つのですね。

香る花

Hyacinth bouquet 2008年ロンドンクラスより

ブーケをプレゼントされた時、花の色や容姿に加え香りという見えないサプライズがある時は幸せになります。アロマが流行するのも私たちの脳にとてもよい刺激をもたらす事からです。芳る花、本日はフローリストのハタミキさんからのレポートです。

<香る花>
バラ・フリージア・ヒヤシンス・スイートピー・ゼラニウム・水仙・ストック・グラジオラス トリステス(ミニグラジオラス)・ツルバキア・カサブランカ・カトレア・ルクリア・ボロニア・くちなし・キンモクセイ・ジャスミン・サクラソウ・ラベンダー・ダイアンサス(カーネーション)
<店頭にて>
花の香をチェックしているお客様はあまり多くないようです。でも花をよくご存じなお客様はお友達にプレゼントなどの時、「香が好きなのよね」とおっしゃられて香りのあるお花をお求めのようです。

最近は品種改良が進み花の色が変化する事に香が遠ざかってしまいます。香る物を探したくなるのは年齢のせい?それとも単なる花オタク?そういえばそろそろ沈丁花が咲く季節。東京はここのところちょっと寒さが続きまだ完全には開いていないようです。花粉症なのですがやっぱり温かい春が待ち遠しいです。
Winter Daphne
沈丁花
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
Daphne odora
Thymelaeaceae

カラー(海芋)の種類

Zantedeschia aethiopica 'Wedding March'
春先の季節に出回るのは真白なジャインアントカラーです。”ウェデイングマーチ” ”グリーンゴッデス” ”マシュマロ”などです。この種類は湿地を好み、ぐいぐいと水を吸い上げとてもよい姿勢を保ってくれます。日持もよく10日は大丈夫でしょう。花粉も落ちないためレストランなどの活け込みにはとても重宝するお花です。

Zantedeschia rehmannii 'Schwarzwalder' Zantedeschia rehmannii, Crystal Blush
一方、茎が細く様々な色のカラーも一年中見ることができますね。こちらは水はけのよい畑で栽培されます。水が不足気味な環境でもかなり耐えられます。ウエディングにはお勧めのお花でFDBのコンテンポラリークラスにはかならずお目見えしてます。茎も細く柔らかいため扱い易く生徒たちも積極的にデザインに取り入れています。ピンク・黄色、ボルドーなど色のバリエーションも豊富、すっきりとした容姿はイギリスでも大人気です。香りを放つ種類もあるそうです。(正式にはどれも芳るはずなのですがあまり気が付きませんでした。虫たちのほうがはるかに敏感です)

ほんの少しと思いましたがせっかくですので詳細です。

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学名:Zantedeschia
属:Araceae
英語名: Arum lily (Z. aethiopica), Calla lily (Za. elliottiana and rehmannii)

サトイモ科ザンテデスキア属

花の水揚げ- Conditioning

Hydrangea Skimmia japonica
イギリスで使う花はすべてバケツ輸送の為かなりよい状態で入荷しています。そのためか花の水揚げに関してはあまり気にしてはいませんでした。しかし、日本はオランダから遠く、輸入花には距離移動による負担がありイギリスで使う花とは状態が違います。ハイドランジア、ビバーナム、ライラック、シキミア等どれも本当は丈夫で長持ちなのですが、水揚げが大変難しい花たちです。

幸いな事に、日本には生け花という素晴らしい文化があります。独特な水揚げ法があり古流師範の橋本理真さんに教えていただきました。

1.水切り
2.水折り
3.根元割り
4.深水
5.湯上げ
6.燃焼
7.根元たたき
8.逆さ水
9.アルコール
10.ミョウバン

色が伝えるメッセージ

バレンタイン・デーが近づき、チョコレート売り場がいよいよ熱くなってきています。昨年ベルギーで目にしたチョコレートショップのディスプレーを思い出しています。訪れた季節は10月下旬。ハロウィーンが近くオレンジと黒のディスプレーが鮮やかでした。

バレンタイン・デーでは赤が主役の色となりイベントを盛り上げます。赤には愛情・情熱を表し、副交感神経を刺激する効果があります。このように色にも花言葉同様、季節や行事などのシンボルとなり、漠然とではありますがメッセージを発信する事が出来るのです。

なんとなく見ているウィンドーディスプレー、今度は色などちょっと気にしてみるようにして下さい。楽しみが広がりますよ。
window display at a chocolate shop window display at a candle shop

FDBワークショップ 1月31日の ご報告

Valentine's day bouquet
2009年1月31日に行われた今年最初のワークショップ。バレンタイン・デーがテーマ。赤い花がいつもより多く、ディスプレーデザインはとても華やかでした。バレンタイン用のフラワーギフトにするブーケなども、羽根やフエルト布の素材などと合わせ、アイディアあふれる作品が出来上がりました。「継続は力なり」です。プロのフローリストやフラワーアレンジメントを教える先生として立派な仕事ができるようトレーニングしてゆきましょう。

ナチュラルに

flower arranging with naturl materials
大寒。さすがに寒い日が続きますね。自然のマテリアルを使う練習をしてみました。イギリスでは様々な花材を庭や鉢植えのプランツから用います。形にとらわれない各々のスタイルで花を楽しんでいます。ナチュラルアレンジメント、ぜひ取り入れてみて下さい。Jan 23, 2009

シキミア/スキミヤ/ミヤマシキミ

Skimmia japonica 'Rubella' シキミヤ 'ルベラ’ミカン科ミヤマシキミ(スキンミア)属
いろいろ名前を並べてしまいましたが、日本、サハリン、台湾などが原産のSkimmia japonicaの事です。晩秋頃からたくさんの蕾をつけた花穂が上がります。花穂の色は赤系と緑系。クリスマスシーズンには欠かせない花材の一つとして定着してきています。先日花が咲いた姿を初めて見ました。白くて小さな花ですが、赤い茎とのコントラストが素敵。鼻を近づけてみると、使っていない脳裏の記憶箱から今の季節に結びつくような香り。柑橘、ん~ン沈丁花かな。一人で束の間の連想ゲームを楽しみました。雄雌異株で夏に実をつけます。

花留学に追い風

イギリスポンドに対して円高が急速に進んできています。過去20年間で現在が一番の円高です。

花を仕事とするために勉強する学校。せっかくですからこの機に海外花留学へ目を向けてみて下さい。イギリスを含めヨーロッパ諸国では公立で1年-2年たっぷり期間を取り、インターンシップを含めたトレーニングプログラムを用意している学校があります。金銭的・時間的な余裕があればもちろんお勧め。でも限られた時間で学ぶにはやはりフラワーデザイン・オブ・ブリテン(FDB)のようなプライベートスクールが適しています。

FDBではベテランの先生たちが一日中生徒たちと向き合って熱心に授業をしています。大事な事は私たちにもわかりやすくデモンストレーションを交え教えてくれます。フラワーアレンジメントの基本はどこの国でも同じです。でしたら今円高を利用してイギリスで授業を受けるのもアイディアです。

FDBワークショップ東京 1月31日(土曜日)

ヴァレンタイン・デー
Rosa Freedom
2月に入ると海外では赤いバラが高値となる日が2月14日。
赤バラの消費は男性から女性へのプレゼントが多いのですが、家族や親せき、大切な方にもブーケやカードなどがプレゼントされます。ちなみにイギリス人もチョコレートが大好き。英国の教室でもかなりの確率でチョコレートが出てきます。

赤い花を使う特別な日のイベント、今年最初のワークショップのテーマとしました。
ブーケ、ディスプレー、ギフトアレンジメント さまざまアイディアを研究してみてはいかがでしょう。
当日はもちろん赤い花だけでなく春のかわいい色も用意しようと思います。リクエストなどございましたら承ります。
FDBワークショップ

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