昨年のオランダホルティ・フェアーのどこかのブースで、"Flowers know the difference"というキャッチコピーがありました。
本当にその通りだと感じています。
最近は原油の高騰によりフローラルフォームに変化が出てきているように思えます。メーカーもいろいろでタイプもさまざま。水につける前からぼろぼろと周りから欠けてしまうものや、漬けた水が濁ってしまったり。最悪なケースはフォームがすぐに乾く、また中心部までうまく水が浸透しない商品もありました。一般家庭でもアレンジメントを楽しむ機会が増えフォームは欠かせないものとなってきました。業界でMPSで総合保障を進める過程において、フローリストに欠かせない資材・材料にも質を求める動きがあってほしいものです。
サンフランシスコから1時間半ほどドライブするとワイン畑が一面に広がっています。乾燥している地域で太陽の力もつよく、より暑さ、乾燥に強いハーブ系の植物がたくさんみられます。訪ねたワイナリーの庭です。お客様をお迎えするのにさすがに手入れが行き届いていました。こんなところでランチなぞ最高ですね!
気温0℃霙が降る悪天候でありましたが船に乗りシアトルからカナダビクトリアへ。お目当てはButchard Garden. 庭に入ると寒さを忘れて歩き回りました。とても美しくて感動です。イギリスFDBの事務所の庭とイメージが重なりました。4月は両国ともまだ寒いですが6月からは緑が映え清々しい季節となります。
海外へ出でいつも美しいと思う事、、それぞれに志向を凝らした寄せ植えで庭が飾られているところです。
早朝7時、ビクトリアクリッパーの乗り場に向かうため海岸沿いを歩いていたらこんなに素敵なアプローチを見ました。蒸し暑さがないところはぎっしり植えても大丈夫なのですね。
一般消費者向けのマーケットでプロ用の卸とは違います。場所はシアトルウォーターフロントにあるPike Place Market内。
4月中旬ですがチューリップなど早春の花がトップシーズンとなり郊外ではチューリップフェスタなども行われていました。メインの花をぐっと引き上げてサポートのグリーンとサブの花を低めに使う独特なスタイル。チューリップのステムはそのまま長く使っていました。真ん中はパラレル、外にゆくにしたがいゆったりとしたスパイラルに組んであります。各国のブーケ、所変わればスタイルも変わります。
シアトルのホテルにあったウェルカムフラワー。曇り空が続くシアトルでしたがホテルのロビーは鮮やかすぎるくらいの黄色でまとめていました。新種のガーベラかと思いよく見るとステムが菊。こんなに素敵にアレンジされているとわかりませんでした!どれも手ごろに入るお花たち。
Mum
Snap Dragon
Soridago
ワークショップへご参加の皆さん、お忙し中、終日のご参加どうもありがとうございました。
桜の開花も宣言され、花に囲まれたとても穏やかな春の日となりました。
いつもと違う器で新しいアレンジメントをトライしたり、自作のベースをご持参なさっり、大きな作品にチャレンジする参加者もいました。マスターたちも三者三様のフレームを持ち寄り
まったく違うテクニックをデモを披露。今回はバランスが研究テーマでしたが、それぞれに課題をこなしていたように思います。
FDB卒業生との再会もとても楽しく、充実した一日となりました。お疲れ様でした。またぜひ次回もご参加下さい。