
大きな箱を2人でゴロンゴロンと転がしています。なにかと思ったらなんとヤツデや菊の花がギュウギュウに詰め込まれていました。あまりにも痛々しげ。ガーベラもどっしりと積み上げ、下の花は重みで痛みます。せっかく咲いたお花、どうして大切に扱わないのでしょう。葉が蒸れで痛んでしまったものなどどっさりと店の前に積み上げてあり、私たちが今まで見学してきた世界の花市場との違いに非常にびっくりした次第です。まだ寒かったので匂いは感じませんでしたが、きっと夏は恐ろしい所ではないかと想像します。

生花=鮮花と書きますが、消費者の手に届く時にはとても新鮮な状態ではないと思います。かなりオーバーラッピングな花束、差し上げても2日経つと捨てられてしまうとの事。長く飾るという習慣はあまり浸透していないようです。花は送ったその時の雰囲気を盛り上げるものだそうで、この国でもきっとヨーロッパのように一般家庭での消費はまだではないでしょうか。生産は盛んで安価で日本にも入っているようですが個人的には買いません。パーティ用に購入したオーキッド、帰国する頃にはほとんどダメになっていました。不衛生な環境ではすぐにバクテリアが繁殖してしまい、いくら立派な花が入荷してもバケツの水で汚染されます。
上海は一日毎、すさまじい変化を遂げています。今回の滞在中にも、初日-道路は建設中でドロドロの水が流れ、2日目-歩道タイル埋め込み完了、3日目は木が植えこまれ桜が咲くほど移り変りを目にしました。花の業界では今回のワールドカップは衝撃的な刺激となった事は間違いありません。人も花もよい方向に変化してゆく事を強く望みます。
大きな箱を運ぶお兄さん。重そうです。
こんなにもらったらどうするのかしら..
うぅ~ん、ひょっとして暇?いえいえ文化です。