菖蒲の節句 端午の節句 子供の日

5月5日は子供の日として男の子の成長を祝う行事として定着してきました。どこの家でも男の子が生まれると外に鯉のぼりを飾りますのですぐわかりますね。この節句、中国5節句の一つで、端ーハシ→始め、午ウマ、5月最初の午の日であったそうです。江戸時代に入り、武家社会が確立されるとともに、「勝負」や「尚武」にあやかりこの時期にしか手にはいらない菖蒲の香を楽しみ、ヨモギを吊るし災や厄を祓います。兜や鯉のぼりなどを飾り、柏の葉に包まれた餅や笹にくるまれた粽をいただきます。柏の葉は葉をつけると次に新しい葉が出るまでその葉を落とさない縁起ものです。

Acorus calamus var. angustatus Iris ensata
花菖蒲とお風呂に入れる葉だけの菖蒲は種類が異なるのですよ。お風呂に入れる菖蒲はサトイモ科(Araceae)で、根から葉まで精油を含み強い香が特徴です。
青紫や白の大きな花を付けるのが花菖蒲、アヤメ、カキツバタ(杜若)等アヤメ科Irisです。この種の花の分類は深入りすると結構大変な事に気が付きましたので、堀切菖蒲園群馬大学の青木先生のサイトをご参照ください。

なぜお風呂かと申しますと、中国の5節句では奇数の重なる日は陰となるため、季節の植物を用い厄払いをした日に当たるそうです。桃の節句でも川辺で厄払いがあったように、水と植物で清める、祓うというのが習慣であったようです。この端午の節句がすぎるともう初夏。「ミドリタツ」と美しい季節です。さて今日は一足お先にお風呂の準備をしています。ちょっと細かく切ってお茶の袋に入れ、ちょうどハーブティを作る要領で沸騰したお湯の中に袋を入れ10分くらい蓋をして待ちます。若草色の綺麗なハーバルエキスの完成です。このままお風呂に注いで完成!今年も日高は健康ですよ。
Japanese herb, Acorus calamus var. angustatus