マスタークラス Master Diploma of Professional Floristry

フラワーデザイン・オブ・ブリテン マスタークラス
イギリスでも他のヨーロッパ諸国と同じようにマネージメントレベルを目指す学生のために、マスターレベル(The Level 5 Master Diploma of Professional Floristry )の専門学科があります。一般フローリストリーの教育を終え、Level4の試験をパスして始めてこの専門分野のクラスの参加が認められます。勉強する内容は植物の理解、グローバルデザイン(コンテンポラリー・アドバンステクニック)を始めとし、生産地やそのロジスティク(流通管理)などにおける世界事情の理解、イベント運営、経営、プロダクトプロモーションやマーケティング、、ビジネスマネージメント、コマーシャルプロダクトの研究, 効果的なディスプレーテクニック等数々の項目において理解を深め専門知識を習得します。

マスターフローリストとは業界に関連するあらゆる分野の知識を持ち、植物やデザイン理論、経営やアドバイザリーなどができる専門職です。ただ単に花を売るためだけなく、デザインという付加価値を付け、スタッフたちに的確なアドバイスをするエクスパートです。FDBのマスタークラスも同レベルの知識習得を目指しており、5段階のレベルを設けそれぞれ時間をかけながら勉強を進めます。もちろん5日や6日の時間では到底内容の網羅は難しいため、それぞれのインターバルにリサーチや研究課題が科せられ、じっくりと多角的にテーマ毎の勉強を進めます。初めての時は本当にリサーチにすら時間がかかり大変でしたが、新しい発見もあり次第に楽しくなってきます。


マスタークラスの内容です
マスター1 ポーションとバランスの関係、コンテンポラリーテクニック、花の歴史
マスター2 カラー、ディスプレーへの応用と効果的な使い方
マスター3 さまざまな光源と多角的な利用法、グローバルデザイン、モダンウエディング
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リサーチは
色の仕組の完全レポート
ある花の歴史と流通、発展と研究
花事典など様々

リサーチを通してそれぞれのテーマの知識が深まり、各自得た内容が授業に繋がってきます。実際に作品を起す時に、今までの机上での勉強が役に立ってきます。レッスン中は壁面いっぱいを使う大きな作品であったり、デザインを考えるのも不慣れでなかなか進まない場合もあります。グループ作業の練習でもあるため、ディスカッションも必要で、テーストの違うデザイナー同士ですのでその時間は苦労もあります。しかしその分完成した時の喜びも大きく、後々クラスに参加したメンバー同士に強い絆が生まれてきます。

当然のことながらイギリスでは学校に通いながら地元の花屋でのプラクティカルな見習い実習を含め、時間をかけて一人前になるトレーニングをします。働きながら勉強をする生徒がほとんどです。仕事をしながらコツコツと積み上げた貯金は一生の宝となります。思い立ったらすぐに行動に移しましょう!現役フローリスト、インストラクターなど教える立場にいるのでしたらご自身のレベルアップを目指してみてはいかがでしょう。