世界らん展 International Orchid Festival 2014

世界らん展グランプリ作品 Epi. atacazoicum 'Mt. Iizuna' エピデンドラム アタカゾイカム'マウントイイズナ’ 長野県 栗野原潤さん出展
青い胡蝶蘭 青い胡蝶蘭の生みの親 Phal. 'wedding promenade'ファレノ 'ウエディングプロムナード'
2月15日東京ドームで開催の世界らん展へ出かけてきました。2週間続けて週末に大雪となり交通もかなり不定期でしたが、膝下まである長靴を履き頑張って出かけてきました。会場は予想以上に空いており蘭の花の優しくたおやかな香りに包まれゆったりと閲覧できました。今回のお目当ては青いファレノプシス。ブルーのバラが発表された時はいささか期待はずれな感があったのですが、今回のブルーは鮮やかで美しい青。青い色素はツユクサから取り出された青い花を咲かせる遺伝子を取り込んでいる(もしくは組み換えている)との事で、開発に10年の歳月を費やしたそうです。青い胡蝶蘭、生みの親は赤紫色の中輪ファレノ'ウエディングプロムナード' 美しいですね。花の色としてはいささか見慣れない青ですが、どこかエレガントさが漂うのは蘭の花の特権でしょうか。交配により人工的に作られた花ではありますが、神秘的という言葉がぴったりなような気がします。

Scented orchid Enc. Cordigera 'Wild life' Scented orchid Van. Charm 'Blue Moon' Scented orchid
香る蘭のコーナーでは行列もなく好きな花にスムーズにアプローチができました。フレングランスー香りの蘭のコーナーでは他のお客様と同様、花に顔を埋めての鑑賞でした。花の香りもそれぞれで一例をあげますと、
もうすぐ咲く沈丁花の香りはEnc. Cordigera 'Wild life'
お菓子を連想させられるバニラやオークの優しく甘い香りはVan. Charm 'Blue Moon'
そしてハニーサックルのような甘いはちみつと南国のスパスミックスの香りの Den Gillieston Gold, 'Nathallie Yuhei'
香りの違いが楽しくてなかなかその場から離れられられない位でした。花の香りは容姿同様楽しみの一つです。嗅覚が刺激され香り当てクイズに脳も久々に一生懸命働いていたようです。

Phal. mannii Phal. lindenii Phal. amabilis 蘭の原種の紹介
蘭の原種の紹介も大変興味深い所でした。私の恩師はタイに家を構え時間があるとタイ北部の山岳エリアへ出かけます。特に彼が興味あるのは小さなランばかり。それらはおそらく原種に近いものばかりだと思います。山の谷間などに小さく可憐な花をみるといとおしくてたまらないのでしょう。ブースにはそれぞれ説明がなされ種別なども明記されているためゆっくりと拝見しました。尚、植物の属名はラテンで書かれていますのですぐにどのグループかがわかるようになっています。マスターファイナルではオーキッドの代表的な属名5つをあげなさいという項目があった位です。思い当たるもの書き出してみると良いです。案外身近にあるものです。

さて、次回はフラワーデザインのコンテストについてとなります。素敵な作品写真に収めてきました。お楽しみに!