ヘラボラス オリエンタリス / レンテンローズ

ヘラボラス オリエンタリスの花束

クリスマスローズと言う方も多いのですが、この種は春になり少し暖かくなってきた頃ゆっくりと花穂を上げてきます。イギリスではレンテンローズと呼びちょうど今の季節、復活祭前の40日間のレントの時期((四旬節)に開花します。色のついている部分は萼片、本当の花の部分は中心部に小さく蜜腺として残っています。切り花にするタイミングは黄色い雄蕊がついている頃、カットして雄蕊が落ちてしまってからも萼はそのままの色で残り、長く目を楽しませてくれます。茎はすらりとしていて長く扱いやすいので今回はハンドタイドブーケにしました。一本の茎から約3輪の花がついているためかなりボリュームが出て見栄えもします。このヘラボラス オリエンタリスはオアシスよりも直接花瓶に入れる方が長持ちします。デザイナーたちはグラスチューブなどに花首を入れて飾りますが、手間もかからず保水さえできていれば2週間は楽に持ってくれますので本当にありがたいです。下向きに咲く花ですがとても丈夫で半日陰の庭がお好み。強い耐寒性があり毎年こぼれ種から庭中に芽が出ていました。雰囲気が温室育ちの花とは異なりますので、他の花と合わせる時はちょっと考えて選んでみて下さい。趣のある花、むしろコンテンポラリーにすっきりとしたデザインもよいかもしれません。

Helleborus orientalis ヘレボルス・オリエンタリス/レンテンローズ
キンボウゲ科クリスマスローズ(ヘラボルス)属 Ranunculaceae
ギリシャ トルコ グルジア ウクライナ 

p.s. クリスマスローズとは真冬に咲くヘラボラス ニガー Helleborus niger
ヨーロッパ中部から南部、西アジアにも分布 白い花をつける 12月のクリスマス時期に咲くためこの名がついています。