日本を代表する花の一つである菊、すでにバリエーションは豊かですがまだまだ新しい物が出てきそうです。最近は海外からの輸入も多く一年中入手可能ですが、やはり秋という季節感がとても好きです。
奥に展示されていたものは名前を確認できませんでしたが、いずれにせよ素晴らしい色、形で魅了されてしまいました。日本の花頑張りましょう!
きく Chrysanthemum
キク科キク属 Asteraceae
中国原産
中国では紀元前15世紀に許可を与えられた高貴な人々の間で薬草として大切に育てられていました。日本への観賞用の菊の渡来は7世紀後期~8世紀の奈良・平安時代ごろで「古今和歌集」に登場。育種は江戸時代に盛んになり、大輪の菊の「菊合わせ」という品評会が行われていました。その菊の発展は原産地中国にも大きな影響を与えたとの事。日本の菊は和菊とされ、サイズで大菊・中菊・小菊の分類となっています。日本からイギリスや米国へも渡り、各国での品種改良が進み、スプレーマムやポットマムなどを総称し洋菊と呼ばれ流通しています。
第68回 関東東海 花の展覧会特別展
2019年2月1-3日
池袋サンシャインシティ 文化会館ビル2F
http://www.hana-zakari.jp/