アルストロメリア

アルストロメリア 'マドリード'
9月に入りイギリスのマーケットは秋の花のプロモーションが始まっています。今月のピックアップはアルストロメリア。日本でも20年以上前に大きなトレンドとなりその後も定着し、昨今の花屋で置いていないところはない位です。一本の茎の先端には5個ほどの花が散形状につき、色やパターンのバリエーションも増えフラワーアレンジメントにはとても使いやすい花です。今季の流行りは白系との事。アルストロメリアは10日から季節によっては3週間も楽しめます。家庭で飾るには相応しいお花だと思います。

管理上のポイントです。エチレンガスに弱いため果物とは別に管理。直射日光や風も避ける。花瓶は綺麗に洗い、ステムもその都度カットすればリフレッシュして水もよく吸い上げます。尚、茎を切る時は斜めに!フラットに切ってしまうと花瓶の底にぴったりと着いてしまい水が吸えなくなってしまいます。

アルストロメリアという名前はスェーデンのボタニスト カール・フォン・リンネCarl Linnaeusが、1753年に生徒の一人であるバロン・クラ・アルストロメールBaron Clas Alstroemerより譲り受けた種から出た植物であったため、その生徒の名前を植物に命名したとの事です。春先から初夏まで日本の庭先でも栽培可能。沢山花をつけてくれます。

アルストロメリア
ユリ (アルストロメリア) 科 アルストロメリア属
南米 ブラジル ペルー チリにまたがるアンデス山脈の冷涼地
Alstroemeria
Alstroemeriaceae / Liliaceae
Lily of the Incas, Peruvian, Inca lily, Parrot lily
アルストロメリア 'ピッコロイエロー' アルストロメリア 'エクストリーム' 'ハニーソフィア'
9月に「白」とは欧米では9月が新年度で新学期になります。フレッシュな気持ちで気持ちを切り替える意味で白だそうです。そう言えば私の花のレッスンでも夏休みが終わった9月はいつもウェディングブーケでキックオフでした。色が人の心に与える効果なのでしょう。

年々暑さも厳しくとても長く感じた夏ですが、ようやく朝晩の気温が25度前後となり幾分過ごしやすくなってきました。切り花の持ちもひと時よりはかなり良くなってきました。過ごしやすい秋がとても楽しみです。皆さんもぜひご家庭でお花を愉しんで下さい。