クリスマスリース アドヴェントリース

クリスマスリース/アドヴェントリース

花のリースは古代ローマの時代にはありましたが、クリスマスリースはいったいいつ頃からどのようにして広まったのでしょう?

クリスマスリースはアドヴェント(Advent)もしくはアドベンツリースとも呼ばれます。アドヴェントはもともとラテン語で「来る」という意味で、キリストの生誕4週間前の日曜日から誕生日まで期間の事です。この時期のリースはキリストの降誕を祝うために用意されるためアドヴェントリースと呼ばれます。

16世紀ごろ東ヨーロッパの人々がリースを作り出しました。リースの材料はエバーグリーンと呼ばれる針葉樹を含む常緑樹などです。モミ、マツ、ヒバ、ヒノキなどのコニファー類、アイビー、ホーリー、ボックスウッド(ツゲの仲間)、マグノリア、南天など様々です。上の写真はユーカリを使っています。

1920年代アドヴェントリースはドイツで人気となり、この時期になるとかならずリースを用意する習慣となりました。1930年代には米国にもヨーロッパからの移民(特にドイツ系)の人々がリース作りを始め、やがて一般に広まりました。

<リースのタイプ>
リースのタイプはフォームや水苔などを使い給水ができるタイプとまったく給水なしでドライにするタイプがあります。水を含んだフォームにアレンジするリースは植物のフレッシュさが長く保たれます。ドライのタイプは軽くできるためドアや壁などに飾る事が多いです。イギリスでは水苔を使ったタイプのリースもよく壁に掛けらています。

<リースとキャンドル>
テーブルに飾るタイプのリースにはキャンドルが置かれます。キャンドルは4本用意され、クリスマス前の4回の日曜日に1本ずつ火を灯します。すぐに暗くなる冬の時期のキャンドルの灯はぬくもりを感じ、人々の心や生活に温かみをもたらせてくれます。
キャンドルを付けたクリスマスリース/アドヴェントリース

キャンドルの数量と色には諸説あります。一般的なトラディションは4つのキャンドルを用意する事です。色に関しては4つのうち3つは紫色、そして4つ目はピンクとの事。キャンドルの火を灯す順番はアドヴェントの第一日曜日は紫、第2日曜日も紫、第3日曜日はピンク、そして第4日曜日は紫。またそれぞれのキャンドルには意味があり、最初の日曜日に灯される紫キャンドルは希望、第2週目の紫は平和、第3週のピンク色のキャンドルは喜び、最後の日曜日の紫のキャンドルは愛を表します。この4本とは別に白いキャンドルを用意し、リースの真ん中へ置きクリスマス当日に火を灯す事もあります。そしてクリスマスが過ぎると、紫やピンクのキャンドルを白いキャンドルに変更し、家族と共に冬の休日を楽しむとの事です。休日が少ない諸外国ではクリスマスホリディーは欧米の家族がもっとも楽しみにしている時期となります。
*以前調べた時には違う解説もありました。

クリスマスのアドヴェントリースは約500年前ほどから続く習慣で、これもまた歴史がある飾り物という事が分かりました。香もよくナチュラルなグリーンは誰にとっても癒しです。皆さんのクリスマスリースはどんなデザインでしょう? 素敵な季節お過ごしください。

Ref: https://oasisfloralproducts.com/five-designs-and-seven-ways-to-sell-advent-wreaths/