イギリスのフラワースクールの事、旅で出会った花たちや、世界のイベントなど、日高ちひろが見つけた日々の雑記帳。

ビクトリーブーケ コンテスト2015 Medalist Bouquet contest 2015

和紙をフレームにしたビクトリーブーケ
2020年の夏のオリンピックまで毎年開催することとなったメダリストたちに贈るブーケのコンテスト。8月1日と2日にお台場のヴィーナスフォートで公開中。一年で一番暑い時期のオリンピック開催、なんと米国のTV放映権がらみでこの時期になったとか。

色和紙のフレームのブーケ
和装の十二単を思わせる色重ねのフレーム。和紙ですので選手が客席へ投げ入れても安全です。もう一つ近くに同じパターンを発見。
トップにあるブーケです。こちらは浮彫のある白の和紙。フレームと花との心地よいバランス、そしてなによりも爽やかさが目に留まりした。

トライアンギュラーシェイプのビクトリーブーケ
丸い形の花の心地よいリズムに斜めから入るニュウサイのラインのコントラストが目をとらえます。ブーケの形もトライアンギュラーにするなどなかなかインパクトがあるブーケです。注目度は高いと思います。

優しい和モダンのビクトリーブーケ
他の人が使っていない植物を選び、やんわりと扇形に組んだブーケです。軽くふんわりした植物にふさわしい使い方だと思います。他に見ない作風。

バークのフレームのブーケ
デザイン性とワークマンシップが極めて高いブーケはこちら。お洒落に仕上がっていますし大変丁寧な作品です。

花屋の衛生管理

いつも清潔で管理が行き届いているフラワーショップ 花やの衛生管理はホットな話題
イギリスの学校の1Fはフラワーショップです。入口から奥行がかなりあり一番奥に作業台があります。毎日必ず発注が入り大変多忙な店です。フラワースクールへご参加の方はぜひ奥の作業台とその中のワークスペースをご覧になってみて下さい。花の入荷があり水揚げ作業を早朝からしておりますが、お客様が来る時間帯にはとても綺麗なんです。

フローリストの衛生管理はとても今ホットな話題です。特にここ十年の間に花を取扱いを始めたスーパーマーケットが必至になって顧客の獲得を目指し花の管理に躍起になっています。物価の高い英国ですからお客様は当然長持ちするお花をお求めです。デザインでは無論トレーニングを重ねたデザイナーがいる花屋に軍配が上がります。では追いつける所と言うとできるだけ長く持つ花を販売するという事です。

イギリスは日常から家に花を飾ります。気候が日本よりも涼しいため9日は当たり前。花によっては15日から20日もという大変厳しい要求があります。人の出入りが多いフラワーショップは大抵綺麗で衛生管理がなされています。いくら表向きが立派で素敵な造りでも足元が切り落とされた茎や葉だらけではバクテリアがはびこります。皆さんのお店大丈夫ですか?綺麗を心掛けましょう!

ヨーロッパクラス2015 花器にひと手間加えて フラワーデザインを楽しむ

フラワーデザイン・オブ・ブリテン ヨーロッパクラス夏 ウェルカムフラワー デモンストレーション
美し器は沢山ありますが、本日はオリジナルの器についてのお話し。昨年フラワーショップのディスプレーに置いてあった素敵なバークのハンドバッグ型の器、やはりハンドメイドでした。校長もGeoffrey先生も自分で何でも作ってしまいます。ちょっとした時間に思いつくとの事で、やはりそこは経験で培われた豊富な情報量だと思います。何度も試行錯誤しその失敗から学ぶ。。。。留学を考えている方、むろんプランニングは大切ですが、行きたい/このタイミングと感じたらさっさと行ってしまいましょう!案ずるより産むが易し。時間は待ってはくれません。
フラワーデザイン・オブ・ブリテン ヨーロッパクラス夏 器にひと手間加えて
本日のレッスンはバークやコケなどを使ったオリジナルの器作り+フラワーアレンジメントのレッスンです。集中した午前中、ふと顔を上げると皆さんの作品もとてもダイナミック!息抜きに校長がウェルカムフラワーのデモ、アレンジではなく玄関ホールの壁に掛けるというアイディアを教えてくれました。これも心が和むようなアレンジメントでした。少しの工夫で他とは違うフラワーアレンジメントを楽しむことができます。フローリストの方はルーティンのワークはこなせても、店で未経験なアイテムになるとなかなかよい案が浮かんでこない事があります。今回のような4日間のショートコースなどは参加もしやすいので学びに出かけるのもよいと思います。

ヨーロッパクラス2015年 フラワーデモンストレーション by Mrs. Lynda Owen

ファシネーターを付けるリンダオーエン先生 午前中のデモンストレーションより
リンダオーエン先生の名前はFDBのサイトでも目にしていると思いますが、様々なコンペティションを審査するイギリスを代表する審査員です。今年はワールドカップ第2位に輝いたイギリスチームを率いていた方で、ますます個人レッスンの引き合いが増えているとの事です。忙しい合間を縫ってお越しいただきました。なぜこのような偉大な方が私たちの小さな学校へお出ましいただけるかと言うと、私たちは60年もの歴史をもつ学校であり、しっかりとフローリストに必要な教育をする機関である事で長年の信頼関係を保っています。もちろん校長もインターフローラの審査員でしたのでここでもつながっております。2人が会うと話すことは尽きませんし、様々な情報が飛び交い聞いているだけでも楽しいです。(←かなり率直な意見を言い合っています)

フラワーデザイン・オブ・ブリテンサマースクール リンダ先生によるデモンストレーション作品の一つ ガラスのチューブにアレンジメント 英国フラワースクール フラワーデザイン サマースクールより
1時間に5アイテムのデモ。もちろん下準備してお持ちいただいておりますのでそれに花を添えてゆく程度でしたが、ストラクチャー, 骨組みや支えの仕組みを丁寧に説明して下さいました。技術に関してはもう職人技です。現役のフローリストではないのですがやはり素晴らしかったの一言。手の遅い私、最後のアイテムのブーケは上手く仕上げられませんでしたがそれでも大満足です。本日も学ぶ事満載の一日。このように熱心な先生にお会いできて本当に良かったです。
生徒さんのアレンジメント生徒さんの作品 

ヨーロッパクラス2015年 コンテンポラリーはミニマルとモーダン 夏 Day1

ユニークな形の器にアレンジメント コンテンポラリーデザインはミニマルとモーダン 
ちょっと変わった形の器が用意されていました。それぞれ違う形に違う大きさ。模様の入った器など使いにくくて避けていましたが、ついに与えられてしまいました。完全に不得意な部分を見透かされてしまっています。先生のデモで出来上がった作品↑は朝から心に響くほど素敵。生徒の皆さんの作品もとても素敵でした。このクラスに参加の方は誰一人として同じ物を作りません。自分で花材と資材を選び様々工夫をします。他校とは大きく異なる点だと思います。今後の日程がとても楽しみ。

フラワーデザイン サマースクール2015年 バス通学

フラワーデザイン サマースクールバス通学で会ったお茶目なマタムたち フラワーデザイン・オブ・ブリテン サマースクール2015年 バス通学 授業終了後もバス

夏のヨーロッパクラスは初日朝から爽やかに晴れとてもよいスタートでした。定宿としているキッチン付のフラットが一杯で他のB&Bにステイ。学校まではバス7番Worle行きで通学です。バス亭では早々に地元のマダムたちに声をかけられました。ついでですのでバスの料金を伺ったところ、”わからないは、だってこれ(老人パス)だもの!” と言ってパスを見せてくれました(笑)。片道2GBP 1週間の乗り放題パスは15GBPでした。長期滞在の方は1か月パスがあるかもしれません。運転手に確認してみてください。フラワースクールの前のバス亭は'Worle’。1ストップ乗り過ごしてしまいましたが、問題ありません。歩ける範囲です。

初日のレッスンが始まりました。オリエンテーションの時点で何やらホワイトボードにぎっしりと書いてありました。”レッスンに参加する事は学びにより各々の成長となり、たとえそれがどんなに小さな事柄であってもかけがえのない物となる。トレーニングにより積み重ねた知識は具体的にデザインを起す際に大きく影響を及ぼしてくるものである。” その通りですね。だから一年に一度たった4日間のレッスンでも続ける事が重要だと思いました。

ロンドンパディントン駅の食事処

ロンドンパディントン駅の食事処 ロンドンパディントン駅 最上階にあるイングリッシュパブ
切符を買ってから電車の時間まで約一時間。その時間を利用して食事をする事にしました。発着ロビーには回転寿司や、パンとコーヒーなどを販売している店などがあります。エスカレーターを利用して中2階にヒルトンホテルのラウンジがあります。こちらはとても静かで穴場ですよ。でも今回は最上階まで行ってみる事にしました。エスカレーターを降り正面にパブ、右手にパンとコーヒー、左にはデリカの店でサンドイッチ、サラダ等軽食を販売していました。パブに入りたかったのですがかなり混雑。座る所もありません。今回は1時間しかないためデリカの店でスープとパンをオーダー。店の前のテーブルに座り行き交う人々の様子を見ながら一息つきました。

Heathrow AirportからWeston-super-Mareまで 交通のご案内

ヨーロッパクラス開催の為6月下旬からイギリスに滞在しておりました。約7か月ぶりとなる渡英、久々の夏のロンドンはとても刺激的でした。
ロンドンパディントン駅電車案内掲示板

ヒースローエクスプレスとコネクト
飛行機はヒースローターミナル2に到着。Heathrow ExpressでLondon Paddington駅まで約15分、料金は20GBP。同じ線をもう一つの電車Heathrow Connectが走っています。こちらは各駅ですので30分位かかりますが、料金は約半額の10.10GBP。30分に一本出ていますのでホームで待っているとこの電車が先に来る時もあります。時間は15分プラスですが、料金は半額ですので急がない旅でしたらこちらがお得です。切符は同じ自動販売機でHeathrow Connect のボタンを押して London Paddington と行き先をタイプインして下さい。クレジットカードで購入できます。

ロンドンパディントン駅からウェストン・スーパー・メアまで お得なオフピークを利用
Weston-super-Mareまでの往復切符
London Paddington 駅についたらまずは Weston-super-Mare 行きの電車の切符の手配です。ここでご注意。日本からの飛行機は大抵16:00台に到着。最近のHeathrowは入国管理がスムーズに流れるため、17:00台の電車に乗れることもしばしば。でも料金がとても高く片道100GBP、昨年はクレジットカードの請求が来てびっくり仰天でした。ホストファミリーにお世話になるため少しでも早くと思い飛び乗りましたがこれは高すぎです。そこで皆さんにお勧めは、オフピークのチケットです。私はロンドンへ戻ってくる日が先でチケットマシーンでは購入できなかったため、1番ホーム側のチケット売り場で対応してもらいました。長蛇の列で15分位待ちましたが結果OKでした。18:30まではピークで料金は高く、19:30の直通からオフピークでなんと往復で68.50GBP。戻ってくる日がわかっておりましたので往復で購入しました。

ロンドンパディントン駅 電車案内掲示板

Fleurop-Interflora World Cup 2015 フルーロッパ インターフローラワールドカップ2015

ドイツ ベルリンで行われていたフルーロッパ インターフローラのワールドカップのハイライトシーンフローリストマガジンで配信されていましたのでリンクします。
1位は韓国 Alex Choi氏
2位はイギリス Neil Whittacker氏
3位はフィンランド Pirjo Coppi氏 
4位は日本の中村有孝氏だったとの事です。おめでとうございます。世界の大舞台で本当に素晴らしい!

東京ミッドタウン フラワーアートアワード作品2015



FDBのマスタークラスを終了した柳井さんと現在マスター4在籍中の青山さんが東京ミッドタウンで開催されたフラワーアワードにご参加なさいました。その美しい作品は六本木にあるミッドタウンのガレリアにて4月22日から展示されています。残念ながら入賞には至りませんでしたが、フラワーデザインの観点からはとても素晴らしく仕上がっていました。まずとても目を惹いたのはベース部分にあるペイブメントです。ペイブメントはデザインの一つで質感の大きな違いを利用した装飾テクニックです。バラン、ゲイラックス ミント、谷渡り、タマシダ、コアラリーフ、リキュウソウ、チランジア 'ウスネオイデス' など。グリーンや白のバラ数種類を使いしっかりと埋め込まれたデザインはセットに時間がかかりで本当に根気との戦いだったと思います。2色の配色のポーション、テクスチャーの配置、さらにはタイルとのコントラスは見事の一言でした。タイルは一般で購入できるタイルではないんです。ひと手間かけ表情に変化を持たせたオリジナルです。この箇所も観覧するお客様たちはじっくりと見入って何枚も写真を撮っていました。2つのピラーはバンブーを用いてトランスペアレントに仕上げています。「禅」がタイトルでこの空間をスピリチャル的な何かが自由に行き交うような感じでした。季節のバラも美しく色を添えています。数か月前からの準備と2日にもわたる夜中の作業は大変なご苦労だったと思います。チームの皆様お疲れ様でした。最近見た中ではとても深く感銘を受けた作品です。ありがとうございました。またチャレンジして下さい。益々のご活躍を!

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