フラワーアレンジメント

花の器

器は極めてシンプルな物を使うようにしています。一番の理由はどんなアレンジメントをしても器が邪魔しない事、植生を考えたアレンジメントほど飾りのないベーシックな物が必要と感じるからです。ガーデンポット、食器やトレイなど使えると思うものは色々と試してきました。

4-5年前日本のフラワーショーで見たポットが改良され今年日本へ輸入されてきました。水はけを考えられたガーデンポットなのですが、小さなものでしたらアレンジメントに使えそうです。ポットだけではなく受け皿も同じ材質でありました。レジンという材質で出来ているため丈夫です。ベーシックな黒、茶色、カラフルなグリーン、パープル、イエロー、ピンクと一通りあります。表面は色素がマーブルケーキに練り込まれたような感じで独特です。ガラスも陶器もよいのですが最近ちょっと新しい感覚の物を探していました。適度に重量がありますので背の高いアレンジメントなどベース部分に重さがほしい時は重宝です。
プラスチックのサラダボール
その他ワンコインショプで見つけたカラフルなサラダボール。プラスチックでグリーンやピンクなどの色が春のイメージにぴったり、思わず購入してしまいましたがこんな物でも十分ですね。とても軽いため持ち運びも苦になりません。身近な物でフラワーアレンジメント。アイディア次第で様々楽しめます!

関連記事:オランダで見たカラフルガーデンポット

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4月6日(土曜日)7日(日曜日) 日高のクラスでこのようなシンプルアレンジメントのレッスンをいたします。興味ある方はご連絡下さい。info @ act-flower.com

植物とフラワーアレンジメント

イースターのアレンジメント
植物をよく知りよく観察する事。自然界が教えてくれると師匠たちに長年言われ続けてきました。それがもっとも自然なアレンジメントに繋がるからです。アレンジメントは人間の手で造形された物なのですが、植物の持っている特徴や性格を無視してはどこかちぐはぐでバランスが崩れたアレンジメントになってしまいます。実際自分の作った過去の作品を見ると随分無茶をしているなと感じるものが多くありました。本日は原点に戻ったシンプルなアレンジメントです。材料はこの時期に入手できるヒメミズキと白い花。白はイースターによく用いられるシンボルカラーの1つです。形はヒメミズキが地面から生えている輪郭をなぞりました。器の底に成長点があるように仮定しすべての茎はそのポイントに向かって挿しています。フラワーアレンジメントは植物の恩恵を受けながら人間の楽しみの為に生まれました。花や植物の事少しだけインプットがあるとよりよい作品となります。イギリスのスクールでは花の名前と科属名をセットで覚えさせられます。同じ科の出身の植物は水揚方など扱いも似ています。またアレンジメントを作る時も、生えている環境を考える際覚えているとちょっと重宝です。

イースターのアレンジメント ヒメミズキの生え方

材料 
ヒメミズキ/ヒュウガミズキ マンサク科トサミズキ属
Spマム 'デックモナ' キク科キク属
ヘデラアイビー ウコギ科ヘデラ属
ユキヤナギ バラ科シモツケ属
卵の殻(白)給水フォーム、コンテナ

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4月6日(土曜日)7日(日曜日) 日高のクラスでこのようなシンプルアレンジメントのレッスンをいたします。興味ある方はご連絡下さい。info @ act-flower.com

ワックスフラワー

ワックスフラワー 'レベレーション' ワックスフラワー 'レベレーション'
オーストラリア原産のワックスフラワーといういささかワイルドな趣がある小さなお花をご存知でしょうか。先週のワークショプで使ったワックスフラワーが咲いていますので本日はこのお花の話題と致します。

産地での花の季節は春から初夏。季節が反対の日本の市場では秋頃から出回ります。茎はやや木化して硬く、パリットした感触の5片の花弁。葉は針葉のように細長く円柱状で対生。ワックスフラワーという名前の由来は花や蕾がワックスで塗ったようなテカテカとした質感からきているようです。乾燥にも暑さにも強く切り花にしても最初の水揚がしっかりできれば長持ちです。フレッシュな葉からは独特の香りが漂うのを感じる方も多いと思います。花の色はたいていはピンクから白、最近は写真のような花弁にパターンが入っている物も見られます。レンズで拡大してみるとますます可愛い!長年この花のファンです。アレンジメントにもブーケにも使える優秀な名脇役の1つです。

ワックスフラワー Chamelaucium uncinatum
フトモモ科カメラウキウム(ワックスフラワー)属 Myrtaceae
英語名 Geraldton waxflower, waxplant
オーストラリア南西部原産

左後ろ側にワックスフラワー 大きな花と花の間にワックスフラワー

ショッピングマーキー RHS Malvern 秋のフラワーショー

英国婦人のお帽子 英国婦人のお帽子 RHS Malvern フラワーショー 英国婦人のお帽子 RHS Malvern フラワーショー
フラワーショーでは植物はもちろんの事、グローブ、ブーツ、ガーデニングやフラワーデザインの資材など様々な園芸用品が売られています。秋に開催されるRHS Malvernフラワーショーではイギリス人が大好きなクラフトとフードのエリアがあります。クラフトの建物ではちょっとお洒落でとてもイギリス的な物を目にしました。女性の盛装した時のお帽子です。ご自身が付けているお帽子もそれはそれは目を引くデザイン。ブロンドの髪によくお似合いでした。

アルミニウムカラーワイヤー 波型ワイヤーのアクセサリー アルミニウムカラーワイヤー 波型ワイヤーのアクセサリー アルミニウムカラーワイヤー 波型ワイヤーのアクセサリー

スワッグ ガーランドの賜物 RHS Malvern 秋のフラワーショー

クリスマス・スワッグ ガーランドの賜物 クリスマス・スワッグ ガーランドの賜物
欧米でも秋から冬にかけては季節の行事が続きます。ハロウィンや感謝祭クリスマスなど、どれも花や実を使ったゴージャスな飾りが用意されます。壁一面に素敵なスワッグがかけてありました。近づいてみるとFestive Swagのコンペでした。トレンドのウールや木の実、赤く染まった秋のリーフ、クリスマスボールなど様々な材料でデザインされていました。ガーランドのテクニックは必須で、どれもメカニックなど微塵も出ていない美しい仕上がり。美しいものには時間と手間はお約束ですね!
Festive Swag スワッグ 季節を入れて
ハートシェイプのスワッグ ナチュラル資材のインテリアボールと赤いバラのコンビネーション ナチュラルなランタンボールやインテリアボールはトレンド資材です。
スワッグ 季節を入れて クリスマス・スワッグ
クリスマスボールのような光る素材とナチュラルな枝や木、シナモンなどの組み合わせ。★の飾りとベルは市販されているもの。コンペの優勝者です。ジャッジのコメントでは空間を作ったスワッグのデザインが点を取ったとの事です。普通スワッグはギッチリとガーランドしますので珍しいデザインですね。

クリスマス・フラワーアレンジメント体験教室

クリスマスフラワーデザインワークショップ
ここのところ毎週水曜日にブログをアップする事にしていますが、気がつけばもう12月。あまりのんびりと構えていられないようですね。ちょっとお誘いが遅くなりましたが恒例の Last Minutes Christmas クリスマスフラワーデザインワークショップ 12月9日(日曜日)開催します。素敵なクリスマスのフラワーアレンジメント、体験してみて下さい。

あえて違うもの, Dare to be different! RHS Malvern 秋のフラワーショー

あえて違うもの 英国RHS Malvern 秋のフラワーショー あえて違うもの 英国RHS Malvern 秋のフラワーショー
あえて違うもの 英国RHS Malvern 秋のフラワーショー あえて違うもの 英国RHS Malvern 秋のフラワーショー
あえて違うもの 英国RHS Malvern 秋のフラワーショー あえて違うもの 英国RHS Malvern 秋のフラワーショー
コンペ会場ではテーマが違うアレンジメントを観る事ができました。特に今回ご紹介する物は、あえて一般的にはないようなアレンジメントにしつらえてあります。それぞれの作品に工夫があり使う資材も自由な発想です。植物や花だけを使っているのではなく資材との組み合わせ+オリジナルアイデイアが必須のようです。作品を拝見しながら楽しく使われているユニークな資材を連想しておりました。このカテゴリーではアマチュアのエントリーも多いはずですが、発想は柔らかく大変楽しく時間が過ぎてゆきました。

小さなフラワーアレンジメント RHS Malvern イギリス秋のフラワーショー

イギリス秋のフラワーショー 小さなフラワーアレンジメント
英国人の奥様たちの間で長く人気なアレンジメントがスモールアレンジメントというカテゴリーです。小さな植物を使ってミニチュアにアレンジするものです。ミニチュアですがかなり精巧に出来ており、今回は久々にこのスモールフラワーアレンジメントを拝見する事ができました。時間をかけて丁寧に仕上げた作品はどれも秋が伝わってくる大変美しい作品ばかり。私もいつかチャレンジしてみたいです。
小さなフラワーアレンジメント コンペ1位作品 小さなフラワーアレンジメント コンペ2位作品
各作品には審査員からのコメントが添えてありました。すばらしい点、工夫が必要な所などポイントが記載されており、作品と見比べながらじっくりと読ませていただきました。はるばる日本から出てきて本当に来てよかったと感じた一瞬でした。

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イギリス マルベルン秋のフラワーショー 秋植え球根のセール
フラワーショー会場内の一角に何やら人だかり。秋植えの球根を求める人で一杯でした。気がつけば私も堂々その一人に... ふと我に帰り、日本へ持ち帰りできる球根の数に制限がありここでは断念することに。真剣に見入っていた自分の姿を想像するとちょっと愉快になってしまいました!
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FDBヨーロッパクラス 2012年 Weston-super-Mare 自然回帰思考

Day 4 自然回帰 Return to the nature/Sustainability
Vegetative arranging

2チームに分かれてそれぞれ違ったテーマが与えられました。講師はGeoffrey Hughes
チーム1のテーマは竹を使ったアレンジメントでチーム2は壁掛けでした。
Floral design, Vegetative feeling Floral design, Vegetative feeling Return to the nature, sustainability floral design
この先生の特徴は、植物そのままの良さを取り入れるナチュラルアレンジメントを得意とします。Sustainability:直訳では人間の行う活動が将来持続可能であるという事です。Return to the nature ナチュラルな物は自然(土)に戻り次に繋がると考えています。

FDBヨーロッパクラス 2012年 Weston-super-Mare 今の時代のアレンジメント

Day 3 Lynda Owen先生のコンテンポラリーデザイン
Madam Lynda Owen, The International judge of floristry Madam Lynda Owen, The International judge of floristry Madam Lynda Owen's contemporary floral design class at Flower Design of Britain
給水スポンジを使わないデザインはもう皆さんもお馴染かと思いますが、本日は試験管を使ったデザインでした。ベース台にスタブワイヤーと呼ばれるとても頑丈なワイヤーを組み立て試験管を取りつけます。リンダ先生による解説デモの終了後、各自自分のデザインを考えます。毛糸を使ったり、カラービーズを使ったり、アルミニウムワイヤーや白のシサルを用いたり、思い出すだけでも幾通りもの個性。出来上がった作品はどれも違う趣となり階段を上がってきた校長は思わずWOWとの声!試験管はリサイクル可能、エコロジーでエコノミー!今の時代を反映したフラワーアレンジメントだと思います。

Body Flower, floral necklace

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