イギリス

"Saying it with flowers - 花に託して" シェイクスピアの誘惑と愛

"Say it with flowers - 花に託して"
シェイクスピアの誘惑と愛 花による伝達


2月14日はヴァレンタイン・デー 世界では2億本もの赤いバラが売れる日です。赤いバラは愛情・情熱の意があります。バレンタイン・デーは愛の日ですから英国では当然赤いバラが決めの手の「勝負花」となります。

花言葉は東のハーレム(おそらくイスラム社会)より始まったとされます。ハーレム社会では自由な恋は許されず一歩間違えば大変危険な事になってしまいます。そんな時花はコミュニケーションの手段として使われ、花の持つ意味により恋人たちの間では盛んに秘密のメッセージのやり取りがあったようです。

1800年代イギリスのビクトリア時代には花言葉を解説する本が多く出版されました。ですが所詮人が作るもの、それぞれの内容が微妙に違ってもいたため時には解釈がずれ誤解を招く事も生じていたようです。花ことばのやり取りの一例ですが、お誘いを受けた時の女性のお答え、Yesの場合は花に唇を寄せNoの場合は花弁を抜くという動作でサインを送ります。

よく知られている花言葉
黄色のバラ - 友情 もしくは嫉妬 (解説本にもよります)
白いバラ - 純潔 清楚 - 私はあなたのために
ヴィオラ - 忠実
ヒマワリ - 高慢 おうへいな
水仙 - うぬぼれ 
黄色のチューリップ - 絶望的な愛
アイリス - 熱情 熱意
白いヒース - 幸運
勿忘草 - 真の愛 離れていて私を忘れないで
シクラメン - 拒絶 

シェイクスピアは沢山の植物で、誘惑や愛を表現しています。"真夏の夜の夢”オーベロンの場面のより
I know a bank where the wild thyme blows,
Where ox-lips and the nodding violet grows;
Quite over-canopied with luscious woodbine,
With sweet musk-roses, and with eglantine:

ウィリアム・シェイクスピア 作品と花 "Saying it with flowers-花に託して"

シェイクスピア生誕の地のイベントで、2年前ロンドンクラスをお願いしたLynda Owen氏によるウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)と彼の作品に出てくる花についての解説がありました。シェイクスピアは花の持つ意味を使い、巧みに抒情表現を盛り込み名作を残しました。花に託すメッセージ、お祝いの花、悲しみの花等、花にまつわる今昔の習慣などLynda先生の解説をご紹介いたします。 現在のLynda先生は審査員のリーダーで、ヨーロッパで開催されるほとんどの競技会の審査メンバーのお一人です。

"Say it with flowers - 花に託して"
シェイクスピア誕生前の頃

古代のローマ、ギリシャ、エジプトの人々は、食卓にバラの花弁を贅沢に散らせ、葉アザミ、ポピー、月桂樹、シュロなどをふんだんに飾っていました。結婚式などのお祝い事ともなると花のガーランドで家を埋め尽くし、ブライドもグルームもリースや花飾りを頭に載せていました。当時の裕福な家にはガーランドを作る専門の職人がおり、それが富のステータスであったのです。

古代ギリシャには月桂樹の冠が最も優秀なスポーツマン 'Victor Ludorum(Winner of the game)' に贈られていました。その習慣は現代のイギリスにも受け継がれ、スポーツマンにかかわらず政治家やその他社会への貢献者たちの葬儀では、彼らの生前の優れた能力と栄誉を称えるため月桂樹のチャプレットというリース型の飾り物が捧げられます。現在では車のレースの優勝者が肩から掛ける大きなリースの事です。葬儀には棺の上、もしくは周りに置かれるそうです。
Chaplet 女性の肩からサッシェのように掛けれれているものがチャプレットです。
ギリシャには様々な神が存在すると信じられ、アイリス、ヒアシンス 水仙 アスクレピアなど神から名前をもらった花も多く記す所です。

鮮やかなオレンジ

Vivid Orange Bright Orange rose display
New Variety of orange rose Bright Orange gerbera display Bright Orange gerbera Strong Orange ranunculus

今年は特に蛍光色とも取れるような強い色がよく目に飛び込んできました。もしかしたらブームが来るのかな?
Happy Holidays!

美しきバイカラーのバラたち

Bi-colour roses
Bi-colour roses Bi-colour roses Bi-colour roses Bi-colour roses Bi-colour roses Bi-colour roses
ロンドンの市場でもアムステルダムでもバイカラーローズ(複色ローズ)の種類が豊富でした。日本の市場にも早く様々な種類が出てきてほしいと思います!

バラ ちょっと変わったローズ

coloured roses at IFTF2011coloured roses at IFTF2011
オランダのIFTF会場で見かけたバラがもう数種類。変わりローズです。1つはレインボーローズと呼ばれる染められたバラです。会場にディスプレーされていた強烈な色のコンビネーション。

Exciting Troubadour Ivanhoe
2つ目は中央の部分に特徴があります。こんな感じのバラは日本の市場でも今年見た事があります。微妙に色と咲き方が違います。

Roses at the New Covent Garden flower market, London
こちらはロンドンニューコベントガーデンでのショットです。うーん、真ん中のビロビロがはたして上のような花になるのでしょうか?はたまたただ単に花弁の一部が盛り上がっているだけなのでしょうか。多分上記のバラとは種類が異なるとは思いますが、ず~と気になっています。

花の流行もなかなか面白いです。次々と新しいものが開発され世界へデビュー。ますます名前が覚えられないこの頃です....

バラ イングリッシュローズ

David Austin English Rose New collection
最近東京の市場でもイングリッシュローズをよく見かけます。イギリスのクラスでも、そしてオランダのフラワーショーでもいくつかの美しいイングリッシュローズが目に留まりました。デリケートな花弁で構成されるカップ咲きまたはロゼッタ咲きの趣、色も豊富で香りもあり、何とも幸せな気分にしてくれます。イギリスでもブーム再来との事でした。

David Austin English cut rose 'Rosalind'
David Austin English cut rose 'Rosalind'
English Rose 'Voyage'
English Rose -new variety

花合わせのポイント
ブーケにする時は形の異なる小さな小花を添えたり、フワフワとした柔らかめのグリーンをあしらうと本来のイングリッシュローズの持ち味が引き出せます。

水揚と保管について
バラは暗く涼しい所でゆっくりと水揚しながらの保管が理想です。花のバケツには必ずフラワーフードを入れて下さい。限られた時間内に開かせたい場合は、明るく暖かな所へ移動して下さい。人間が快適に過ごせる部屋はバラにとっても同じです。

2011年秋冬 ヨーロッパのフラワーデザイン 流行モノ

Colour sticks, Flower Design of Britain London class Flat wire - Trends English Rose - Trend flower 2011, Fall to Winter Trend pick up - Flower Design of Britain London class2011 Trend pick up - Flower Design of Britain London class2011
ロンドンクラスの前に出向いたニューコヴェントガーデン、オランダのフラワーフェアの合間のアールスメア市場で目にして感じた今年の流行りモノです。ざっと思い出すだけでもこんなに。クリスマスデザインのご参考に!

天然素材 光りもの ウール バーク フラットワイヤー(フローリスト用カラーワイヤー)カラーミツマタリード シサルワイヤー カラーステック
イングリッシュローズ フレキシーグラス パッションオレンジ色 グレー ペールピンク ブルーのファレノ カラーゴム 偶数

流行るかどうか分かりませんが、と言うかとても微妙なマテリアルでしたが、私のロンドンデモで使用した物は乾燥根根昆布でした。そしてIFTFの会場にはなんと昆布(ホンモノ)がディスプレーに入っていました。さすがに近寄って確かめてしまいました。(写真追ってアップします)

ベジタリアンレストラン

The Gate The Gate, Vegetarian restaurant The Gate, Vegetarian restaurant

海外到着直後はどうしても疲れが出てしまい何か美味しくて体に優しいものを求めてしまいます。 丁度お隣りにレストランがあります。このレストラン、実はロンドンでも人気のベジタリアンレストランだそうです。一番近いという事もあり、必ず通うレストランの一つとなりました。かなり美味しいと感じます。近くておいしい!皆さんにも満足度が高く人気のお店です。
The Gate, Vegetale Restaurant
Hammersmith London

さてロンドンクラス、本日から開催です。皆様よろしくお願いいたします。

大英博物館 British Museum

フラワーマーケットから大英博物館へ移動です。毎回少しの隙間時間を見つけては美術館や博物館など訪れる事にしています。
せっかくイギリスまで来ているのですから一時間であってももこの機を生かそうと思います。
日本にもよくエジプト展が開催されますが、こちらの展示物はその規模にびっくりしてしまいました。ナイルの沿岸にそって
発展した古代エジプト文明、現代に生きる私ですら敬意を払いたくなるくらい高尚です。

British Museum British Museum British Museum

博物館自もアーティステックで素敵です。光が差し込む建物ってなんだか好きみたいです。
今更ですが、こちらはお勧めしたいスポットです。
Great Court at the British Museum

ニューコヴェントガーデン ロンドン花市場

月曜日にロンドンへ到着。お天気も最高によく火曜日の朝にはNew Covent Gardenまで出かけてきました。時差ぼけバッチリということで夜中に目が覚めてしまいまい、マーケットの時間に余裕で間に合いました。花はしっかりとしていて質もよく毎回うらやましく感じます。もう春の球根植物が並んでいました。でもチューリップやアネモネなどこちらの方たちも早すぎると感じているようです。やはり花と野菜は旬のモノが一番です。秋色のバラも素敵でした。
New Covent Garden London New Covent Garden London
Spring Bulb flowers at the New Covent Garden London Spring Bulb flowers at the New Covent Garden London Rosa in Autumn colour

さて午後からウォームアップです。その前に腹ごしらえ!とりあえずはお決まりのフィッシュ&チップスいただきます。
Fish and Chips at a pub

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