行事

行事の花

5節句 お決まりの花や植物が生け花の世界にはあります。昔は旧暦でしたので季節のずれが察しられます。

正月
松、梅、水仙、金盞花、シダ、つはぶき、柳、藪柑子(やぶこうじ)、福寿草、白梅、竹、仙蓼(せんりょう)、長春(ばら)

上巳 3月桃の節句  
柳、桃、ふきのとう、山吹、桜

端午 5月
花菖蒲、竹、石竹(カーネーション、撫子)、菖蒲、ヨモギ、柏

七夕 7月
仙扇花、桔梗、梶木、刈萱(かるかや)、朝顔、女郎花、竹

重陽 9月
菊、萩、鶏頭

ロンドンはもう最低気温が5度、最高気温が15度程度となっています。お出かけの方はしっかりと防寒の用意をしてください。現地からのレポートも入れるつもりです。お楽しみに!さて私はもうひと頑張り。ミッシェランの星を探してみる事にします。(w)

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9月長月 重陽の節句 菊の節句

陰暦の9月は今でいう10月初旬から11月初旬の頃。夜長月、長雨月(ながめつき)秋深まり、秋の長雨から長月という名がついたとの事。菊開月(きくさきづき)、菊月、紅葉月、稲刈月など植物の名が付く呼び方もあります。

9月9日は重陽の節句。生け花の世界にとっては大切な日です。菊の花のみでお生花(長さやなど詳細に決まりがある正式な形)を生け菊酒などを飲みお祝いをするそうです。(もともとはこれも邪気払い長命への思いが込められた宴会だったようですが)。もっとも大きな奇数の重なる日となるため陽が重なる重陽と呼ばれます。以下古流松藤会の師範橋本理真先生よりご寄稿いただきました。

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重陽の菊

重陽の菊
めでたい陽数が重なる九月九日。

8月のお盆 旧盆 月遅れ盆

明治政府により太陽暦が採用されたため、現在では8月のお盆を月遅れ盆、旧盆と呼んでいます。尚、旧暦(陰暦)によるお盆は7月15日現在の8月8日頃に当たります。東京は8月13日から16日頃まではお盆休みとなり、オフィス街は人が極端に少なくなります。

七夕

7月7日は七夕。もともとは中国の物語、織女(しょくじょ)星と牽牛(けんぎゅう)星が天の川を渡って会うというラブロマンス。7月7日に女性たちは針仕事がうまくなるようにと願いを込めて針に5色の糸を通し、庭に酒肴や瓜の実などのお供えを用意したとされます。この事を乞巧奠(きこうでん)とよび、奈良朝時代には日本に伝わり、平安時代には宮中や貴族階級での行事となりました。現代の7月7日は梅雨空で星が見れるチャンスがすくないのですが、旧暦では立春を過ぎた秋のころ、稲穂が実り出す頃で穂見(ほみ)や含み(ふふみ)などからこの頃を文月と呼ぶようになったそうです。

日本には万葉集にも七夕の歌が詠まれ、源氏物語でも梶の葉に和歌を書く光源氏が登場、御堂関白記や枕草子、伊勢集や古今和歌集でも多数七夕に関する歌が残っているそうです。星がもっと見えていたら七夕の楽しみもあったかもしれませんね。

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