Zara Phillips

ブライズメイド Bridesmaid and Maid of Honor

欧米の結婚式の写真を見ると、花嫁のまわりには同じ色のドレスを着た女性たちがいますね。彼女たちはブライズメイド (Bridesmaid)と呼ばれ、友人や姉妹、親戚など花嫁と親しい間柄の人たちです。もともとは花嫁を何らかのアクシデントから守るため、又結婚する2人に悪霊などが取りつかないよう惑わしとなるためのようでした。女性たちが着るおそろいのドレスは花嫁が選ぶとの事です。日本ではあまり馴染みのないポジションですのでブライズメイドとは何かをご紹介しましょう。

ブライズメイドたちには花嫁のアシストという重要なお仕事があります。式場のリサーチ、招待客のリスト作成、パーティーの手配やウエディングシャワー (Wedding shower)* のためのウイッシュリスト作成など時間のかかるお仕事が求められます。彼女たちは結婚式当日すべてがうまく行くようにチームで力を合わせて様々な作業をこなして行きます。こんなにお手伝いしてもらえれば当日花嫁は安心して式に臨めますね。

そしてブライズメイドの一人がメイド・オブ・オーナー (Maid of honor) と呼ばれるキーパーソンです。必ずしも独身の女性が勤めなければならないというルールはありません。つい先日ご結婚なさった英国王室のZara Phillipsさんのメイドオブオーナーは Mrs. Dolly Maudeでした。既婚者が勤める場合 Maid of HonorではなくMatron of Honorと呼ばれる時もあります。メイド・オブ・オーナーのお仕事はブライズメイドのリーダーとして結婚式にかかわるすべての事の取りまとめです。中でも重要な事は結婚式前日に行う女性だけの独身最後を祝うヘンパーティ* (Hen PartyもしくはBachelorette Party) の企画、ウエディングシャワーのギフトの手配です。ブライズメイドたちのドレスの調達、結婚式当日は花嫁の支度からアテンドし会場までのエスコート、式場での花嫁のアシスト業務。必要な時に花嫁のブーケを横で持っていたり、移動の際にはドレスの裾やベールを整えたり、結婚の公証人としての書類へのサイン、そして一足先にパーティー会場へ移動して最終チェック、レセプションの最中は乾杯の音頭にスピーチなど、本当に大変なお役目です。こんな大役を務めているからこそメイド・オブ・オーナーと呼ばれるのです。日本では式場にお任せが多いのですが、友人たちがかかわる欧米の結婚式なかなか乙なものですよ。

 *ウェディングシャワー Wedding shower 家族や友人たちが花嫁が欲しいものを費用分担し結婚のお祝いとして贈ること。花嫁は欲しいものをリクエストすることができます。尚、赤ちゃんが生まれる時はBaby showerとなり、赤ちゃん用品が用意されます。

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