花束

International Lonely Bouquet Day お花のプロモーション

International Lonely Bouquet Day The lonely bouquet by Flower Design of Britain Tokyo
昨年より花に関する世界的な活動があります。目的は花を愛で楽しみましょうという所です。
活動は年に一度決まった日にフローリストやデザイナーあるいは花の生産者さんもしくは庭で花を育てている園芸家などがそれぞれオリジナルの花束を作り、どこかに置いて通りかかった方にお持ち帰りいただくという方法です。ブーケにはメッセージカードを添え、イベントの事や自分の店の事なども書き入れられます。もしブーケを拾い上げてくれる現場に居合わせたらきっと手にした方の笑顔を見る事ができると思います。綺麗と思いしばし足を留め花の魅力にうっとりしたり、ラッキーと思いにやけていたり、目を細めて喜んだり....人の表情は様々。拾った方がその瞬間だけでも幸せを感じてくれる事ができたらプロジェクトは成功です。2014年は6月29日でした。小さなブーケの贈り物で人の笑顔を引き出す事ができるなら、作り手もたいへんハッピーです。2014年は6月29日がこのLonely bouquet dayでした。この活動のホームページではブーケをおいた場所、もしくはピックアップした場所を、自由にピンナップすることができます。頂いた方からのメッセージなども投稿されコミュニケーションの場となりなかなか楽しいです。

たとえ一本の花であっても人の心をなごます事ができると思います。とても素敵な企画ですね。2015年は6月28日です。
The Lonely Bouquet

The lonely bouquet by Flower Design of Britain Tokyo
こんなふうに事務所の前の道路に置いてみました。

アネモネにご用心

Anemone coronaria 'Wine white'
叔母の為に大きくてぷっくりとしたアネモネを購入しました。つぼみの時でさえ色の含みが美しく間違いなくエレガントに開花すると確信したからです。アネモネの花びらはとても薄く蝶の羽のようにデリケート。ふわふわとしたアルストロメリアをセコンドに優しく優しくブーケに。お贈りした花束はとても喜んでいただき、お礼のお葉書まで頂戴しました。
飛び出したアネモネたち
それから約一週間。我が家にあった同じアネモネたち。せっかくですからと思いそのアネモネと共に様々な春の花で花束にしてありました。そのセンターを飾ったアネモネ、毎日なんとなくブーケから飛び出してくるのがわかるんです。はっと思い出した事があります! アネモネやチューリップはカットフラワーとなっても成長しながら開花し続けます。いやはやそのエネルギーはたくましい物がありますが、ちょっとマズイ事に気が付きました。ブーケのトップのラインが完全に崩れてしまいアネモネだけが突出しているとても不恰好な姿になってしまっていたのです。それはもちろん叔母のブーケにも当てはまります。叔母様ごめんなさい、きっとあなたなら直して下さっているはず。

人生いくつになっても学ぶ事がありそうです。皆さん春のアネモネ、チューリップとラナンは少しだけご用心!

Anemone coronaria 'Wine white'
キンボウゲ科アネモネ属 Ranunculaceae
西アジア~ヨーロッパ東南部、地中海沿岸原産

春のブーケ ノーズゲイ・タジマジ・ポージー

ノーズゲイ タジマジブーケ
中世の頃から親しまれている香りのするブーケ。語源はnose 鼻・鼻腔とgay飾りもの、鼻先を(香りで)楽しませる飾りものという事で、頭や腰などに付けられる小さな花束です。タジマジやポージーとも呼ばれ、ビクトリア時代には花言葉を使い、香りのブーケでメッセージを送りあう事が盛んでした。

イースター前の木曜日には英国女王陛下をはじめ多くのロイヤルファミリーがノーズゲイのブーケを持っています。13世紀以前ではイースター前の聖木曜日にキリストの最後の晩餐にちなみ、王族が他の人の足を洗うという習慣がありました。よい香りのするノーズゲイは足の臭気を紛らわすための役割があったそうです。今日ではこの木曜日をRoyal Maundyと呼び、女王の年齢分の記念硬貨を社会に貢献している年金生活者に渡す事になっています。この時ばかりは男性もブーケを手にいたします。よい香りのフリージアでまとめられ下にはレースがあてがわれている毎年お約束のスタイルです。

ノーズゲイを持っている絵画も沢山あります。絵を見る限りではサイズも小さくナチュラルで、まさに庭から摘んできた花とハーブを束ねただけという趣です。香りがあり小さく束ねるのに相応しい花は春の球根植物に多く見られます。今庭を見るとちょうどムスカリと水仙のダブルデッカー、ラナンキュラスもとても元気、ローズマリーは冬を通してブルーの可愛い花を付け、タイム、イタリアンパセリも成長してきました。本日はムスカリとパンジーのブーケを作ってみました。

使用した植物と花言葉
ムスカリ 通じ合う心
パンジー 私を思って下さい(フランスではバレンタインデーに送る花)
ラヴェンダー - 熱烈なる愛情, 心酔, 成功と運
ゼラニウム 愛情

その他
ローズマリー: 思い出 記憶
ヘデラ(キヅタ):  友情・永遠の愛
ディル : 煩悩 切望
ヴィオラ: 誠意 小さな幸せ 忠実
水仙:  新しい始まり 敬意
ゲイラックス: 友情
アカシア: プラトニックラブ
カーネーション(ピンク): 愛しています
カスミ草: 清らかな心
シロツメ草: 私を思い出して、約束
マーガレット: 真実の愛 誠実
勿忘草: 私を忘れないで
スズラン: 優しさ、謙虚 幸運が戻ってくる、純潔
アイリス: 熱情 熱意

国際女性デー ロシアより愛をこめて

国際女性デー 'International Women's Day' で花を贈り合うのはイタリア(ミモザの日)だけではなくロシアにもその習慣はあります。
花を贈ろう国際女性デー
1917年の2月最後の日曜日(旧暦ジュリアン歴)はロシアにおいて国際女性デー。この日パンと平和を求めてロシアの女性たちの間でのストライキが起こりました。数日後には鎮圧する政府の兵士たちも加わり帝政が崩壊する事となった2月革命です。後に暫定政府により女性の参政権がみとめられました。

現在のロシアは他の国と同様のジョージアン歴となり国際女性デーは3月8日です。この日の早朝、女性が起きる前に男性は花を買いに行くそうです。寒い国でのとても暖かい習慣です。日本にも日常的に花を贈り感謝や愛情を分かち合える日が多数できるとよいです。お花を贈りましょう。一輪の花も心を豊にしてくれます。

ミモザは春の訪れ "FESTA DELLA DONNA" from Italy2009年のブログです

3月 ギフトとして贈られたい花

Rosa Rhapsody
卒業式、お彼岸、結婚式、送別会と何もかも怒涛のごとく来る時期。気温も暖かくなり、独特な春の空気が漂い私たちも優しく春めいたものに目が行ってしまうのは確かです。2012年3月24日の朝日新聞土曜be贈られたいお花のベスト5、ウェブからのピックアップです。

1位 バラ
2位 チューリップ
3位 カスミ草
4位 ユリ
5位 スイートピー

ちょっと意外だったのはカスミ草。 Baby's breath-赤ちゃんの息というニックネームがある花です。確かに香りもあり最近では大きくて素敵な品種も出ています。薄ピンクはとても可愛いお花です。そして

6位 カーネーション
7位 ガーベラ
8位 ヒマワリ
9位 水仙
10位 フリージア

いずれの花も子供の頃から馴染みのあるものばかり。やはり定番が人気のようです。ラナンキュラス、ヘラボラス、ムスカリ ストック オニソガラムなどはどの位の順位だったのでしょうか気になる所です。さて、あなたはどんなお花を贈られたいですか?

卒業や送別の際、好まれる色は
1位 ピンク 40%
2位 赤 19%
3位 オレンジ 13%
4位 白 9%

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花を趣味や職業としない一般の方との感じ方の違い、大いに参考になりました。

ミモザは春の訪れ "FESTA DELLA DONNA" from Italy

Silver Wattle
イタリアの花屋では3月8日、一斉に黄色のミモザが店頭に並びます。この日は「女性の日」という事で、男性から女性にミモザの花をプレゼントする日なのです。

毎年3月8日の「国際女性デー 」は、1911年ニューヨークで146人もの女性の命が犠牲となったTriangle Shirtwaist Factory fire 事件が関連しています。綿織物工場で働く女性たちによって労働環境改善を求めるストライキがあり工場に立てこもっていたところ火事に巻き込まれてしまったのです。犠牲者を悼み、そして世界的には社会的貢献をしている女性をたたえる日ということで3月8日が「国際女性デー」となり季節の花ミモザが象徴に選ばれたのです。1913年3月8日、世界第一次大戦中、ヨーロッパの女性たちも平和を求めたリレー活動をしたともあります。経済、政治、社会的、そして家庭でも素晴らしい働きをしている私たち女性たちへの感謝の日となったのです。

惜しげもなくたくさんの花をつけ、ぱっと明るくて今がちょうど見ごろの花。まさしく春を訪れですね。歩いていてとても立派なフサアカシア(ミモザアカシア)の木があるお庭を見つけました。気分もウキウキしてきますね。

フサアカシア(ミモザ・ミモザアカシアとも呼ばれています)
マメ科アカシア属
Acacia dealbata
Common name: Silver Wattle
ニューサウスウエールズ、ヴィクトリア、タスマニアなど南オーストラリアに自生

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この記事を書いたすぐ後, 旅先のカリフォリニアでもっとすごいフサアカシアの木を発見しました。本当に見上げるほど大きな木がたくさんありました。遠くから見てもまっ黄色になっているのですぐにミモザだという事が分かります。地中海性気候のためこのフサアカシアもよく育つのですね。

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