関東東海花の展覧会2020 第69回 オーキットのコーナー

オーキットのコーナーからのピックアップです。実は先月、日本における洋蘭の発展についてのリーサチをしながら勉強していた所です。いつ頃どのように西洋蘭が日本に渡来し、誰によってどのように発展していったかなど、関係者の方のご協力を得ていろいろ知る機会があり、今は熱冷めやらずというタイミングです。100年以上も前から愛され続けている花。交配が進み今でもとどまる事なく進化が進んでいる蘭の世界。会場でもエレガントな姿を楽しんできました。

展示は十分なスペースがとられ一つ一つの花の形がよく見えるように並べられていました。
関東東海花の展覧会2020 オーキットのコーナー

一番背の高いのはエピデンドラム 'アートピンク'。う~ん我が家のはわずか20cm。どうやったらこんなに美しい花が咲くのでしょう!
エピデンドラム 'アートピンク'

オンシジューム 'イオノプシス' ピンクとありましたが、ブルーがとても強く出ています。こんなオンシジュームを見たのは初めてです。奥にあったパンプキン色のオンシも美しかったですが、見とれて写真を撮り忘れたようです。
オンシジューム 'イオノプシス' ピンク

カトレヤ 'チアリン・ニューシティ' 赤 こんなに深い色も初めてです。
カトレヤ 'チアリン・ニューシティ' 赤

奥のほうの表示まではみれませんでしたが、ゴージャスなカトレヤの寄せ植え。XX万?
カトレヤの大鉢

世界らん展 International Orchid Festival 2014 フラワーデザインコンペ編 Part2 ブーケ

世界らん展 ブーケ
世界らん展 ブーケ 世界らん展 ブーケ 世界らん展 ブーケ
ブーケのカテゴリーではデコラティブで華やかな作品が並びます。デザイナーコードやビーズなどが贅沢に使われ、豪華にデコレーションが施されていました。和紙を重ねたり、手鞠のきらびやかな絹糸の装飾も日本ならではのアイテムで楽しく拝見しています。時折作品を見ながらふと感じる事があります。重たいブーケは長い間持つことは難しいですね。オーバーサイズも苦しく感じます。コンペではありますがブーケは持って歩ける事が必須項目。どうも自分自身がどこかにバランスを求めているようです。一方惜しかった作品もあります。ビーズのみのベースにランの花がリズミカルに配置されていました。シンプルで美しいこのブーケ、私は大変気に入った一点でした。しかしながらハンドルが目をとらえてしまいました。グリーンのドレスに合わせる設定だったのかと色々と思いを巡らせましたが、やはり使われている資材があまりにもこのブーケのイメージから外れていました。

話変わりますが、ソチのオリンピックメダリストブーケに使われている花はマム、紫色はチースかな?ロシアは著名なフラワーデザイナーが多数いる国なのですが無造作に束ねられたブーケを見ると非常に残念に思えました。東京の時はぜひ華やかに!

世界らん展 International Orchid Festival 2014 フラワーデザインコンペ編 Part1

世界らん展 フラワーデザイン 会場
ここ数年楽しみにしているのがフラワーデザイン部門でのコンペティション。蘭展ですのでランの花を使ったブーケやディスプレーが並びます。海外コンペの作風とも違い、日本人の感性でアプローチする作品は作業も細かく繊細さを持ち合わせており、いつも心ときめくものがあります。人が感銘する作品を作れる人は素晴らしいですね。今年も引き寄せられる作品がありました。長くなりますので2回に分けます。
世界らん展 フラワーデザイン会場 コンテンポラリー作品 世界らん展 フラワーデザイン会場 サークル作品 世界らん展 フラワーデザイン会場 コントラスト作品
エコ思考が流行し、フラワーデザインの世界でも塗らない木をフレームとして使う機会が多くなりました。こちらの作品はナチュラルな木目の板を水車のように
組み合わせ、やはりナチュラルウッドのフレームに組み込ませてあります。くりぬいた部分もきちんと作品に収めている所など、無駄がなく私が気に入った理由でもあります。材料をすべて見せる。重くなく、ビジュアルにもフィジカルにもバランスがよい。大変美しい仕上がりでした。四角いフレームにサークルを入れ込んだモダン構成、昨年のチェルシーのフラワーデザインのコンペはサークルがテーマ。トレンド作品で裏もしっかり処理されており美しく仕上がっていました。安定は安心です。赤い毛糸を使った作品も印象的。こちらは冬をプロデュース。見る側に迷いを感じさせません。白と黒のモノクロの世界に赤のアクセント、そして大切なオーキットを一輪。ワックス処理がしてありますのでどんなコンディションでも耐えられます。コントラストが非常に美し作品だと思いました。

世界らん展 International Orchid Festival 2014

世界らん展グランプリ作品 Epi. atacazoicum 'Mt. Iizuna' エピデンドラム アタカゾイカム'マウントイイズナ’ 長野県 栗野原潤さん出展
青い胡蝶蘭 青い胡蝶蘭の生みの親 Phal. 'wedding promenade'ファレノ 'ウエディングプロムナード'
2月15日東京ドームで開催の世界らん展へ出かけてきました。2週間続けて週末に大雪となり交通もかなり不定期でしたが、膝下まである長靴を履き頑張って出かけてきました。会場は予想以上に空いており蘭の花の優しくたおやかな香りに包まれゆったりと閲覧できました。今回のお目当ては青いファレノプシス。ブルーのバラが発表された時はいささか期待はずれな感があったのですが、今回のブルーは鮮やかで美しい青。青い色素はツユクサから取り出された青い花を咲かせる遺伝子を取り込んでいる(もしくは組み換えている)との事で、開発に10年の歳月を費やしたそうです。青い胡蝶蘭、生みの親は赤紫色の中輪ファレノ'ウエディングプロムナード' 美しいですね。花の色としてはいささか見慣れない青ですが、どこかエレガントさが漂うのは蘭の花の特権でしょうか。交配により人工的に作られた花ではありますが、神秘的という言葉がぴったりなような気がします。

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