フラワーアートアワード2017

東京ミッドタウン フラワーアートアワード 優良作品賞受賞作品 東京ミッドタウン フラワーアートアワード 優良作品賞受賞作品
毎年東京ミッドタウンにてコリドーのスペースにて華やかに繰り広げられるコンペがあります。桜の季節と重なり、建物の中も外も暖かな陽気に誘われた人々で賑わっていました。この競技会はバラの花100本以上500本未満その他の植物は自由、165cm2x高さ290cm以内の持ち枠にアート作品を飾る。今が旬のバラの花の美を引き出す事が目的。

FDBのマスタークラスを卒業されたお二人、柳井則子さん、青山真紀さんらによる出展があり、見事「優良作品賞」を獲得。おめでとうございます。トレーニング中はコーチの先生からも一切情報が来ません。デザインは当日までのお楽しみでした。でも、会場で作品を見た瞬間に「うん。コレダ!」という感じでした。高くセットされたフレームから自然に流れ落ちる構成で、選りすぐられた花一つ一つの周りには空間があり、花々からはその高貴なオーラをも感じます。マスター柳井からは「全ては見て頂く方のためと、生産者さんの気持ちとバラの使命を全うさせてあげるための作品」。花との対話を重視して全力で臨んだとの事。非常に乾燥する条件下、常にベストな状態を保つために毎日のメインテの手間を惜しまず生産者の想いをデザイナーが最後までリレーし続けられたと思います。丹精込めて育てられた花の命を大切にする心はフローリストにとって必須です。審査が終わればそれで終わりではあまりにも花にも生産者の方々へも申し訳ない事です。素晴らしい作品、すっかりと心がリフレッシュされ足取りも軽く帰宅しました。本来のコンペの目的にあった作品は、見ていて大変うれしく楽しい物です。
東京ミッドタウン フラワーアートアワード 優良作品賞受賞作品 東京ミッドタウン フラワーアートアワード 優良作品賞受賞作品 メインの花:オールフォーラヴ オールフォーハート ブロッサムピンク フェリシテ 

世界らん展2017 インテリアアレンジメントとディスプレイデザイン

世界らん展2017 フラワーアレンジメント部門
アレンジメントの部門ではインテリアアレンジメントとディスプレイデザインの2つのカテゴリーがありました。
長期展示を考えしっかりと保水の仕組みがされているので花もたいへん美しく保たれていました。乾燥した展示会場では蘭の花と言えども美しい状態を保つ事は気を使う所です。

インテリアアレンジメント
世界らん展2017 インテリアアレンジメント 世界らん展2017 フラワーデザイン部門最優秀賞 フラワーデザイン部門最優秀賞

ディスプレイデザイン

世界らん展2017 ブーケの作品展

らん展 ブーケ
東京ドームにて開催されていた世界らん展へ行ってきました。平日にも拘わらず多くの熱心な愛好家の方々が素晴らしい
蘭の花を見に来ていました。私がいつも楽しみにしているのはオーキッドを使ったブーケやアレンジメントのコンペティションです。毎年ブリオンワイヤーを使ったデコラティブな作品が多かったのですが、今年は違う作風も見られ、ブーケのフォームや資材の多様性を楽しんできました。

ブーケの作品
らん展 ブーケ 私が一番好きな作品です。
らん展 ブーケ らん展 ブーケ
らん展 ブーケ らん展 ブーケ
らん展 ブーケ

日本フラワー&ガーデンショウ2016 横浜

薄ピンクのジギタリス
4月22日から2日間、パシフィコ横浜の展示ホールで開催されていた園芸展にも出かけてきました。ハンギングバスケットや寄せ植えのコンテスト、新種の花の紹介のコーナー、チューリップの展示などがありたいへんな賑わいでした。

まずは素敵なハンギングバスケットと寄せ植え御紹介しましょう。壁なども手作りされており、中には絵画風となっていてハンギングバスケットと素晴らしい調和でのディスプレーでした。
ハンギングバスケット金賞作品 'Shabby chic<br />
' ハンギングバスケット金賞作品 タイトル「Shabby chic」
ハンギングバスケット コンペティション会場 ハンギングバスケット ハンギングバスケット ハンギングバスケット

寄せ植えも素敵です。いつか同じようにできたらと思いますが、やはり少しばかりの勉強と経験が必要なようです。皆さんも参考になさってみてはいかがでしょう。

東京ミッドタウン フラワーアートアワード2016

東京ミッドタウン フラワーアートアワード2016 ローズアレンジメント 活躍するマスターフローリストたち
4月19日火曜日から24日まで六本木にある東京ミッドタウン内で開催中のフラワーアワードを見に出かけてきました。この展示会はバラを使った作品のコンペティションでフランスのアートフローラル国際コンクールへの登竜門です。毎年手の込んだ大作の数々が六本木のランドマークに飾られます。毎年チームの作品は確実にレベルアップしてきています。
今年のテーマは「IMAGINEイマジン」

同時開催されているのがローズアレンジメントコンテスト2016、そしてフラワーデザインエキシビジョン、美しい花の器の展示もあります。前者はバラの魅力を引き出しどれだけ美しく表現することができるか、フラワーアレンジメントによる美的表現を競うコンテスト。テーマ「Natural & Harmony」

ローズアレンジメントの展示エリアに到着するやいなや、2つのデザインが目にとまりました。端から見るにしても気になってしょうがないレベルです。その一つの前でやはり足が止まりました。アンティークのケースからバラの花が零れ落ちるようなエレガントさ、カラーハーモニーも文句なしです。トップからのリズムもよく、主催者の出したスケジュール(出展概要)をすべて満たしているよい作品と感じました。名前を見るとなんと名古屋のサマーセットフラワー主催の青山真紀さん。弊校でマスターフローリストの試験を一昨年パスしたばかりの方でした。見事な作品に感銘いたしました。
フラワーアレンジメント マスターフローリストの作品

実は驚きはこちらだけではありませんでした。

ロンドン ニューコベントガーデン 2016春トレンド

ロンドン ニューコベントガーデン フラワーマーケット
イースターを直前にしたロンドン ニューコベントガーデンのレポートです。
無論この時期は水仙、ムスカリ、ラナンキュラスに勿忘草と春を代表する花が並びますが、今年はちょっとトレンドに新しい動きがあるようです。水仙と言えば黄色でしたが、白も人気、ムスカリも色に変化のあるもの、ラナンキュラスはちょっとクラシカルなポロンとした丸みが好まれウエディングによく使われるそうです。一方Cappuccinoのように変わった花びらのラナンも人気。

イースター用にはやはり水仙がダントツ人気。イースターの花である白い鉄砲ユリもマーケットでは目にする花。枝モノはモクレン、サクラ、芽のついた柳が人気で、これらは最近の質感の違いに敏感なフローリストたちに人気の商品とか。

東京もマーケットも冬の間じっと成長し続けていた花たちがパワフルに咲き誇り、市場はカラフルでとても素敵です!
英国フラワースクール、来月に新学期が始まります。
世田谷フラワーマーケット 春の花の入荷
アルストロメリア 'プレシャス'新しい品種だと思います。プレシャス!!値段もプレシャスですが本当に目を惹きました!
世田谷フラワーマーケット 春の花の入荷""冬の間エネルギーをためていた日本のバラもそろそろ並びだしました。生産者によるプロモーションです。

ref:floradaily より

チューリップの日 National Tulip Day Holland

チューリップのアレンジメント
オランダではチューリップの日 'National Tulip Day'というのがある事をつい最近知りました。2016年は1月16日土曜日。
アムステルダムのダム広場に生産者がチューリップガーデンを作り、訪れた人に無料でチューリップハンティングを楽しんでいただくというものです。お花のプロモーションの為ですがスケールが大きいですね。一番寒さが厳しい季節、ぽわ~んと揺れるチューリップの花に囲まれれば、なんとなく心は春に向いてゆくような気がします。詳細はオランダ観光局で。

チューリップについてのおさらいです。
学名Tulipa 
英語名Tulip
ユリ科の球根植物
原産 中央アジア山地 (カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、アフガニスタンからパキスタン北部、タジキスタンのパミール高原など)
名前はトルコ語のテュルバン(ターバン)に由来。花がヨーロッパに渡る時に通訳が花の形はターバンに似ていると説明した事から、花の名前と誤解されて伝わったものとされているようです。咲き方の色々はこちらのブログで。アネモネのお花のブーケの時にご紹介しましたが、チューリップは切り花にしても成長を続けます。成長過程でフラフラとポジションも動きます。それもまたこの花の魅力だと思いますが注意が必要です。

チューリップのアレンジメントは、上記の理由でちょっと敬遠していましたが、新年を迎え久々に頑張ってみようとエネルギーが湧いてきました!1月16日東京事務所でもチューリップ祭りにしようと思います。お越しになりたい方、日高までご連絡を!!
info @ fdb.jp (スペースは詰めて下さい)

もう一つのイースターエッグ

イースターエッグは隠しコマンド
コンピューターのプログラマーたちの世界での事ですが、余裕のある時などにちょっとした遊びのコマンドをプログラミングし、何等かの操作をすると旗ふりが始まったり開発者の名前がぞろぞろと出てきたりするそうです。この事をイースターエッグと言うのだそうです。

昔アメリカで丁度この時期にホームステイをした事があります。子供たちの為に庭の芝をほじりカラフルな卵を隠した記憶がよみがえりました。木々が力強く芽吹き、春の花が咲く庭でピクニックをし、小さな子供たちがバスケットを持ってエッグハンディグをします。

IT業界でのイースターエッグは、隠された卵を探す時の楽しさから生じたプログラマーのお遊びかなと思います。あなたはどんなイースターエッグのコマンドをご存知ですか?今週の日曜日4月5日がイースターです。では皆さんHappy Easterを!

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フラワーデザイン・オブ・ブリテン ヨーロッパクラス2015 サマースクール
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丸い葉

トサミズキ マンサク科トサミズキ/コリロプシス属
緑美しい季節です。今年のゴールデンウィーク中のお天気は晴れ時々雨、気温はかなり低めで今朝は床暖房を付けてしまったくらいです。
本日は気になっている葉についてです。事務所の近くに小さな緑地があり、桜の花と入れ替わりに木々の若葉が日ごとに成長するのを目にしていました。その中でいつも目に留まる丸い葉があります。単葉で円形、外輪は歯状となり葉脈は葉の元から放射状の強い筋とそれに対して斜めに入り込む筋があり中心線からきっちりと左右対称です。葉は思ったよりも肉厚。それほど濃くない緑色、幼葉には時々うっすらと赤い線が見られます。インパクトの強いパターンゆえに目が留まったのではないでしょうか。春浅い頃は黄色く下に垂れ下がる花がついていました。

それにしても植物の細部の説明は難しいですね。これだけで伝わりましたでしょうか?
英語での表現は Leaf shape is round, dentate margins with dichotomous venation. Leaf colour is medium light green, occasionally touch of red on surface of young foliage. Rich texture, but not too stiff. こんな所でしょうか。マスターファイナル試験直前で葉についてのプロジェクトがあり、その時のノートを広げながら書いています。植物の観察は本当に飽きないですね。今日も午前中が飛んでゆきそうです!

トサミズキの花 マンサク科トサミズキ(コリロプシス)属
トサミズキ 土佐水木 Corylopsis spicata
マンサク科トサミズキ(コリロプシス)属 Hamamelidaceae
ヒマラヤ東部、中国、7-10種に分布、日本では高知県土佐近辺の蛇紋岩地帯のみに自生 季節の花300
spike winter hazel

ヘラボラス オリエンタリス / レンテンローズ

ヘラボラス オリエンタリスの花束

クリスマスローズと言う方も多いのですが、この種は春になり少し暖かくなってきた頃ゆっくりと花穂を上げてきます。イギリスではレンテンローズと呼びちょうど今の季節、復活祭前の40日間のレントの時期((四旬節)に開花します。色のついている部分は萼片、本当の花の部分は中心部に小さく蜜腺として残っています。切り花にするタイミングは黄色い雄蕊がついている頃、カットして雄蕊が落ちてしまってからも萼はそのままの色で残り、長く目を楽しませてくれます。茎はすらりとしていて長く扱いやすいので今回はハンドタイドブーケにしました。一本の茎から約3輪の花がついているためかなりボリュームが出て見栄えもします。このヘラボラス オリエンタリスはオアシスよりも直接花瓶に入れる方が長持ちします。デザイナーたちはグラスチューブなどに花首を入れて飾りますが、手間もかからず保水さえできていれば2週間は楽に持ってくれますので本当にありがたいです。下向きに咲く花ですがとても丈夫で半日陰の庭がお好み。強い耐寒性があり毎年こぼれ種から庭中に芽が出ていました。雰囲気が温室育ちの花とは異なりますので、他の花と合わせる時はちょっと考えて選んでみて下さい。趣のある花、むしろコンテンポラリーにすっきりとしたデザインもよいかもしれません。

Helleborus orientalis ヘレボルス・オリエンタリス/レンテンローズ
キンボウゲ科クリスマスローズ(ヘラボルス)属 Ranunculaceae
ギリシャ トルコ グルジア ウクライナ 

p.s. クリスマスローズとは真冬に咲くヘラボラス ニガー Helleborus niger
ヨーロッパ中部から南部、西アジアにも分布 白い花をつける 12月のクリスマス時期に咲くためこの名がついています。

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