白・黒とグレー 再び?

2015年冬はピンクのポインセチア
先日幕張メッセで開催されていたIFEXへ出かけてきました。目に飛び込んできたものは白、黒とグレー系の器とラッピング資材です。花の世界でもグレーを基調としたパターンや色合いの資材が2015年冬のトレンドとなっています。グレーは中間色、特にメディアムグレーは色の彩度や明度を比べる際の基準にもなります。私も無難にと思うときはグレーの器に手が伸びてしまいます。レッスンで使う器にグレーがあるのは大抵の色を受け入れてくれるためとても重宝するからです。
白と黒の様々なパターンのラッピング紙 グレーの鉢カバー テクスチャーに特徴があるグレーの鉢カバー
私自身、数年前からクラシカルなパターンのラッピングが気になっていましたが、今年は紙ではなく破けにくいセロファンタイプにグレードアップしたものがありました。水玉模様やストライプ、チェックなどいささか派手なラッピングはやはりインパクトが出ますね。器もダークなグレーにツリーのパターンが入っていたり、テクスチャーを入れたお洒落な鉢カバーなど見ました。

エアープランツのハンギングディスプレー
多肉植物は相変わらず人気です。チランジアなどエアープランツと組み合わせたりして面白くディスプレーされていました。

フラワーデモンストレーション IFEX2014

フラワーデザイン デモンストレーション ローラン・ボーニッシュ氏 フラワーデザイン デモンストレーション ローラン・ボーニッシュ氏
展示会場はいささかダウンサイジングしましたが、見学者にとっては丁度よいと感じました。会場の一角にアーティストたちによるデモンストレーションの場があったため移動距離も少なく助かります。朝一番のデモはLaurent Borniche氏。申し上げるまでもなく予約制であった会場はすぐに満席。後ろの方になってしまいましたが、どの角度からも見えるように作品を持ち上げゆっくりとポーズの時間を取って下さいます。スタイルの違うブーケ2つ、フレームを使ったデコレーションを一つ。太い鉄線でできているフレームベースも最高に美し仕上がりでとても感銘いたしました。氏が人気の理由は単に彼の作る豪華なブーケだけではなく、お客様に対してのサービス精神、アーティストの才能に加えワークマンシップもトップクラス。観客を魅了した一時間であったと思います。
もう一方は江口みきさんによる30分のデモ。エレガントでクラシックな器に豪快に花をあしらう、数をこなしている方の仕事です。紫のカーネーションがメインで一番見せたいお花との解説をしながら、難しい色たちをそつなく合わせてしまっていらっしゃいました。デモが始まる前には用意されている花材が少ないかなと感じましたが、見せ方使い方がプロのお仕事。葉を落とさずそのまま使うという点はボリューム、手間の点でメリットがあるという事を感じました。ステージにはデモ作品以外数点ディスプレーがあり、生のお花は生産者さんのご協賛との事。無論出す方はトップクオリティを揃えてきます。心にひっかかった事はディスプレされていたガーベラのアレンジメントのメカニカルです。本音を申し上げるとデモよりももっとインパクトがありました。帰り掛けに数人のアシストの方からクラスへ是非ご参加をとのお誘いを受けましたがその方々も気が付かなかったのでしょうか....残念

新種の花たち IFEX2014

Happano Korin by Jardin Co.
先日幕張で開催されたIFEXへ出かけてきました。
メーカーによる展示会で新しい資材や花などを見に行ってきました。会場の一角ではフラワーショーも開催され、ショーを見る合間に展示場巡りをするちょっと駆け足な一日でした。

新種の花のコーナーでは当然ながら目新しい花が美しく展示されていました。トップの写真はコリウス。葉のつき方がとても特徴的です。もこもこっと増えそうです。トルコキキョウも白の’ハピネスホワイト’とグリーンかかった白’ロザリオグリーン’(英語の表記ではChaconne Green?)、どちらも大きくフリンジも素敵な見栄えするリシアンサスです。これから活躍するシクラメンに新種です。今までもとても改良が進められていた分野ですが、沢山の花びらが重なって咲く姿はとてもかわいらしくはしばし足が止まってしまったほどです。早く市場に出ないかと一人ワクワクしてしまいました!デルフィニウムのアンニュイな色は優しくバーベナはバイカラーで鮮やかでした。このコーナーは何時間いても飽きないです。

International Lonely Bouquet Day お花のプロモーション

International Lonely Bouquet Day The lonely bouquet by Flower Design of Britain Tokyo
昨年より花に関する世界的な活動があります。目的は花を愛で楽しみましょうという所です。
活動は年に一度決まった日にフローリストやデザイナーあるいは花の生産者さんもしくは庭で花を育てている園芸家などがそれぞれオリジナルの花束を作り、どこかに置いて通りかかった方にお持ち帰りいただくという方法です。ブーケにはメッセージカードを添え、イベントの事や自分の店の事なども書き入れられます。もしブーケを拾い上げてくれる現場に居合わせたらきっと手にした方の笑顔を見る事ができると思います。綺麗と思いしばし足を留め花の魅力にうっとりしたり、ラッキーと思いにやけていたり、目を細めて喜んだり....人の表情は様々。拾った方がその瞬間だけでも幸せを感じてくれる事ができたらプロジェクトは成功です。2014年は6月29日でした。小さなブーケの贈り物で人の笑顔を引き出す事ができるなら、作り手もたいへんハッピーです。2014年は6月29日がこのLonely bouquet dayでした。この活動のホームページではブーケをおいた場所、もしくはピックアップした場所を、自由にピンナップすることができます。頂いた方からのメッセージなども投稿されコミュニケーションの場となりなかなか楽しいです。

たとえ一本の花であっても人の心をなごます事ができると思います。とても素敵な企画ですね。2015年は6月28日です。
The Lonely Bouquet

The lonely bouquet by Flower Design of Britain Tokyo
こんなふうに事務所の前の道路に置いてみました。

国際女性デー ロシアより愛をこめて

国際女性デー 'International Women's Day' で花を贈り合うのはイタリア(ミモザの日)だけではなくロシアにもその習慣はあります。
花を贈ろう国際女性デー
1917年の2月最後の日曜日(旧暦ジュリアン歴)はロシアにおいて国際女性デー。この日パンと平和を求めてロシアの女性たちの間でのストライキが起こりました。数日後には鎮圧する政府の兵士たちも加わり帝政が崩壊する事となった2月革命です。後に暫定政府により女性の参政権がみとめられました。

現在のロシアは他の国と同様のジョージアン歴となり国際女性デーは3月8日です。この日の早朝、女性が起きる前に男性は花を買いに行くそうです。寒い国でのとても暖かい習慣です。日本にも日常的に花を贈り感謝や愛情を分かち合える日が多数できるとよいです。お花を贈りましょう。一輪の花も心を豊にしてくれます。

ミモザは春の訪れ "FESTA DELLA DONNA" from Italy2009年のブログです

ワックスフラワー

ワックスフラワー 'レベレーション' ワックスフラワー 'レベレーション'
オーストラリア原産のワックスフラワーといういささかワイルドな趣がある小さなお花をご存知でしょうか。先週のワークショプで使ったワックスフラワーが咲いていますので本日はこのお花の話題と致します。

産地での花の季節は春から初夏。季節が反対の日本の市場では秋頃から出回ります。茎はやや木化して硬く、パリットした感触の5片の花弁。葉は針葉のように細長く円柱状で対生。ワックスフラワーという名前の由来は花や蕾がワックスで塗ったようなテカテカとした質感からきているようです。乾燥にも暑さにも強く切り花にしても最初の水揚がしっかりできれば長持ちです。フレッシュな葉からは独特の香りが漂うのを感じる方も多いと思います。花の色はたいていはピンクから白、最近は写真のような花弁にパターンが入っている物も見られます。レンズで拡大してみるとますます可愛い!長年この花のファンです。アレンジメントにもブーケにも使える優秀な名脇役の1つです。

ワックスフラワー Chamelaucium uncinatum
フトモモ科カメラウキウム(ワックスフラワー)属 Myrtaceae
英語名 Geraldton waxflower, waxplant
オーストラリア南西部原産

左後ろ側にワックスフラワー 大きな花と花の間にワックスフラワー

ワックスでプリザーブ加工

ワックスでプリザーブ加工 フラワーデザインのテクニック ワックスでプリザーブ加工 フラワーデザインのテクニック
先日のフラワーデザイン展で目に留まったのは小さなムスカリ。ムスカリは意外にも傷みやすくこのような作品展には不向きと思っておりました。拝見している作品のその場所には、確かにこの愛らしいグレープヒヤシンスでなくてはなりません。作者の方はワックスを使って上手にプリザーブ加工。コーティングされた色とテクスチャーの効果もありとても素敵な仕上がりに。作者様は勉強をしっかりなさり博学多識できっとご経験も豊富な方であろうと想像いたします。積み重ねてきたモノを適所に使えるようになるとますますお仕事も楽しくなります。作者の方へ拍手です。

イギリスのフラワースクールでもワックス加工のレッスンがありました。リンゴやナシ、もちろん葉や花もワックス加工できました。作品の一例です。

世界蘭展 日本大賞2013

フラワーアレンジメント展示会 世界らん展2013
東京ドームで開催中の世界らん展へ出かけてきました。フラワーデザインの展が目的です。オーキットを使ったデリケートな作品の数々はどれも本当に力作。時間をかけて作られた作品は大変美しく目を楽しませてくれます。

フラワーアレンジメント展示会 世界らん展2013 フラワーアレンジメント展示会 世界らん展2013 フラワーアレンジメント展示会 世界らん展2013 フラワーアレンジメント展示会 世界らん展2013

オランダ フロリアード2012 グリーンハウス

植物で覆われたダイニングテーブル 植物で覆われたキッチンエリア アイビーが繁るペンダントライトとキッチンエリア
テラスには石の椅子 おしゃべりを楽しむ2人 植物に覆われた外壁
キッチン、ライト、リビングテーブルすべてグリーンで覆われている所に来ました。部屋の中をこれだけ植物で覆われているのは珍しく部屋にいる方全員が写真を撮っていました。テラスには石でできた大きな椅子があり、グリーンの部屋を眺めながらゆったりとおしゃべりを楽しむ方も。それほど広くない空間ですが植物がもたらすヒーリング効果は大きいようです。この建物は外壁まで植物で覆われていました。ヒートアイランド化されている大都市で利用されるとよいと思います。

オランダ フロリアード2012 カラフルガーデンポット

カラフルガーデンポット
赤いガーデンポット 赤いガーデンポット プラスチックのカラフルガーデンポット 苺の入ったライムグリーンのガーデンポット
裏口から入る爽やかな風に誘われるままに外へ出ると、ウッドテラスが続くスペースとなっています。木陰の部分はひんやりと心地よいエリア。赤い椅子、赤いガーデンポットが並べてあり元気色が気分を高揚させてくれます。プラスチックのガーデンポットはテラコッタと比べると軽く、カラーサークルからそのまま飛び出てきたような原色の色たちは何よりも心を楽しくさせてくれます。そんなアクセントアイテムもしかしてヒットかも!と感じました。日本で売っているかな...
目が釘付けになる赤い椅子 赤で統一されたレスティングエリア

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