春の球根植物

東京都府中市でも明け方は連日マイナス気温です。今年はちょっと春がまだ先なのでしょうか。ですが外の球根植物たちはちゃんと芽を出しています。球根植物は根部に貯蔵している豊富な栄養で育つため、厳しい自然条件下でも体力があり、開花する時は実にパワフルで頼もしいものです。でも意外と茎が繊細なのをご存知ですか?

私も春先は旬な球根植物を用いたアレンジメントをよくいたします。デリケートな茎を扱う際は、柔らかい茎用の給水スポンジを使ったり、時にはワイヤーなどを用いてセキュアリング(保護したり補強したりする手法)を施したりとちょっとした気配りが必要です。余談ですが、コンディション時(水揚げ)に、スイセンのように別の花瓶で管理しなければならない花もありますよね。先月のレッスンで事のほか難しいと感じた植物はヒヤシンスでした。ヒヤシンスは満開になると花の重さに茎が耐えられなくなり、時には折れてしまう事もある難易度の高いお花です。後日、お持ち帰りになられた生徒さんから、10日以上も日持ちがしましたとのご連絡をいただきました。丁寧に扱った甲斐があったようです。

春の球根植物でのフラワーアレンジメント、季節を感じるだけでなく、香も楽しめる花も多いですよ。人気で手に入りやすいお花をリストアップしてみました。皆さんはどんなフラワーデザインをなさるのでしょう?

春の球根植物 ポピュラーリスト
チューリップ
ヒヤシンス
フリージア
ムスカリ
アネモネ
スノードロップ
ラナンキュラス
ツルバキア
イキシア
ブローディア
ダリア
アマリリス

春のフラワーアレンジメント 球根植物を使って

香る花

Hyacinth bouquet 2008年ロンドンクラスより

ブーケをプレゼントされた時、花の色や容姿に加え香りという見えないサプライズがある時は幸せになります。アロマが流行するのも私たちの脳にとてもよい刺激をもたらす事からです。芳る花、本日はフローリストのハタミキさんからのレポートです。

<香る花>
バラ・フリージア・ヒヤシンス・スイートピー・ゼラニウム・水仙・ストック・グラジオラス トリステス(ミニグラジオラス)・ツルバキア・カサブランカ・カトレア・ルクリア・ボロニア・くちなし・キンモクセイ・ジャスミン・サクラソウ・ラベンダー・ダイアンサス(カーネーション)
<店頭にて>
花の香をチェックしているお客様はあまり多くないようです。でも花をよくご存じなお客様はお友達にプレゼントなどの時、「香が好きなのよね」とおっしゃられて香りのあるお花をお求めのようです。

最近は品種改良が進み花の色が変化する事に香が遠ざかってしまいます。香る物を探したくなるのは年齢のせい?それとも単なる花オタク?そういえばそろそろ沈丁花が咲く季節。東京はここのところちょっと寒さが続きまだ完全には開いていないようです。花粉症なのですがやっぱり温かい春が待ち遠しいです。
Winter Daphne
沈丁花
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
Daphne odora
Thymelaeaceae

コンテンツの配信