ブーケをプレゼントされた時、花の色や容姿に加え香りという見えないサプライズがある時は幸せになります。アロマが流行するのも私たちの脳にとてもよい刺激をもたらす事からです。芳る花、本日はフローリストのハタミキさんからのレポートです。
<香る花>
バラ・フリージア・ヒヤシンス・スイートピー・ゼラニウム・水仙・ストック・カサブランカ・カトレア・ルクリア・ボロニア・くちなし・キンモクセイ・ジャスミン・サクラソウ・ラベンダー
<店頭にて>
花の香をチェックしているお客様はあまり多くないようです。でも花をよくご存じなお客様はお友達にプレゼントなどの時、「香が好きなのよね」とおっしゃられて香りのあるお花をお求めのようです。

イギリスで使う花はすべてバケツ輸送の為かなりよい状態で入荷しています。そのためか花の水揚げに関してはあまり気にしてはいませんでした。しかし、日本はオランダから遠く、輸入花には距離移動による負担がありイギリスで使う花とは状態が違います。ハイドランジア、ビバーナム、ライラック、シキミア等どれも本当は丈夫で長持ちなのですが、水揚げが大変難しい花たちです。
幸いな事に、日本には生け花という素晴らしい文化があります。独特な水揚げ法があり古流師範の橋本理真さんに教えていただきました。
1.水切り
2.水折り
3.根元割り
4.深水
5.湯上げ
6.燃焼
7.根元たたき
8.逆さ水
9.アルコール
10.ミョウバン
道端では小ぶりの水仙たちが花盛り。耐寒性球根植物で12月下旬頃から3月頃まで見られるお花です。
スペイン・ポルトガル・地中海沿岸、北アフリカ原産。中国経由で日本に渡来。
50種類位分布。1959年にイギリス王立園芸協会が分類を行い、1969年修正された分類体系があります。
1.ラッパ水仙
2.大株水仙
3.小株水仙
4.八重咲き水仙
5.トリアンドラス・水仙
6.シクラミネウス・水仙
7.ジョンキラ・水仙
8.房咲き水仙
9.クチベニ水仙
10.野生種
11.スプリットコロナ・水仙
12.上記以外のもの
英語でNarcissus ギリシャ神話の中で美少年ナルシッサスが女神の求愛を断ったために、魔法で水に映った自分の姿を愛してしまうように変えられ、ついにはその水辺からナルシッサスの姿がなくなり、代わりに一面に水仙の花が咲いていたという切ないお話からです。自惚れとか自己愛などの花言葉がありナルシストの語源となっているようです。
好きな花はと聞かれたとき、春の花とお答します。
春の花にはラナンキュラス、チューリップ、ムスカリ、水仙など球根植物が多く、それらは寒い冬を耐え地下にたんまりと開花のエネルギーを蓄え、気温の上昇とともに力強く芽吹いてきます。このパワーがたまらなく好きなのです。無彩色に覆われた冬。ほぼ原色の黄色や赤、ピンクなど、彩度が強い色がまっ先に嬉しい春の訪れを知らせてくれます。次の季節が待ち遠しいのは人間だけでなくきっと球根の花たちも同じでしょうね。
今年春以降、イギリスへ花留学をお考えでしたら、そろそろきちんと計画して目標を達成できるように貯え、備えて下さい。日程はイギリスフラワースクールの 年間スケジュールをご参照ください。6週間コースは今年一回のみ開催です。しっかりエネルギーを溜めて開花に結びつけましょう。
あと数日でクリスマス。
リースやツリーなどクリスマスデコレーションはドイツで始まったとラジオから流れていました。
今日はクリスマスで使うグリーンについてです。日頃切り花の世界にいるためコニファーや針葉樹などあまり縁がないのですが今の時期だけはお世話になりっぱなしですね。
ツリーやリースに使われている針葉樹など常緑の葉や枝は一般的にエバーグリーンとは呼ばれています。特に関連の強いのは太いベースワイヤーにグリーンをからげて作るリース。同じ方向へ流れ始まりもなければ終わりもない。キリストの復活とともに永遠の生命を象徴するようになりました。使用する針葉樹の葉も生命力が強く緑の色がいつまでも残る事もエバーグリーンと呼ばれている要因です。松やモミ、柊もポピュラーに用いられます。柊はキリストが十字架に架けられた時かぶっていた冠の葉です。
北京オリンピックがが始まり、毎日TVへ向かう時間が多くなりました。気になるメダリストブーケ。
中国産の立派なバラ、TVで毎日本数を数えています。(笑) どうしても気になったので何が使われているのかを調べてみました。
赤いバラ Rosa red 9
ハイペリカム Hypericum 6
花トラノオ Physostegia virginiana benth 6
リリオペ Ophiopogon japonicus
レザーファン Rumohra adiantiformis Ching
ホスタ(ギボシ)Hosta
合計6種類の植物で構成されています。