英国

2017イギリスの花の購買について

ラナンキュラスのハンドタイドブーケ
2010年頃のイギリスではインターネットを利用して花を購入する消費者は僅か3%に過ぎなかったのが、現在は13%を占めるまでになりました。その多くはインターネットもこなれていて購買力もある30代。購入者の1/5はロンドンやその近郊に住む人たちとの事。購入金額も英国で一番高い水準である事が判明。

人気の種類については10代後半から30代までの若い世代はファッションや流行に敏感のため季節の花がよろしいようです。早春にはチューリップや水仙、クラジオラス、季節が移ればシャクヤクやヒマワリなど。一方年齢が高くなるにつれトラディショナルなマム(菊)やカーネーションなどを求める傾向だそうです。

さて、ますます若い世代の花の購入が下がっている日本の事情はいかに?

Resource:Royal Flora Holland

ヨーロッパクラス2016 コンテンポラリーウエディング D4

フラワーデザイン 海外レッスン イギリス Geoffrey Hughes コンテンポラリーウエディング
いよいよ最終日。Geoffrey Hughes先生のご担当です。モダンウェデイングとの予告がされていました。フレームと花の極めてシンプルなアイディアです。それもそのはず、コンテンポラリーとは一つのアイディアで構成するシンプルなデザインカテゴリーですから。使う資材はcaineと言っていましたが平べったくそいだ木のようなもので、水につけるとしなりやすります。ミツマタかなとも思いましたがちょっとわかりません。着色されていますので様々な色が入手できるそうです。テーマはウェディングでしたのでここは無難な白で。皆さんのフレームは大変ユニークですよ!グループレッスンは本当に楽しいですね。私たちのレッスンでは同じテーマで同じ花材を使ったとしても全く一つとして同じ物はできません。それぞれ自分で考えて自分のデザインを作り上げてゆきます。FDBはこのトレーニングの繰り返しですので、ヨーロッパクラスへエントリーなさる方々は慣れたものです。花にはコットンで給水をしました。今時?と思われますが、デリケートな花に高熱グルーでのステム処理はしたくありませんでした。壁にかけて写真大会です。

ヨーロッパクラス2016 フレームブーケ D3

フラワーデザイン リンダ・オーエン先生のレッスン
いつも素敵なLynda先生のご登場です。フレームを用いたハンドタイドが今回のレッスンテーマでした。
どれもデザイン性のあるお洒落なフレームばかりが並んでいます。3段重ねた立体フレームにはじまり、和紙を使った優しい雰囲気のフレーム、秋色の葉を使ったのテクスチャーフレームや、サイドに高さがあるトランスペアレンシーなフレーム、麻ひもを編み込んだフレームなど凝ったアイテムばかりで、フレームを見ているだけでもテンションが上がってきます。多くの作品を審査しているご経験から浮かぶデザインはどれも素晴らしいと思うと同時に、こんな先生のレッスンを受けられるのは本当に幸運な事と感じます。

トップアイテムは立体フレームブーケです。ベースにワイヤーを編み込みます。フレームをゆがまないように慎重に組む必要があるため、木片を挟み込み空間が均等になるように作業を進めます。ダイナミックさが売りのブーケですので、大胆な木の枝の使い方、時短のためのガーランドなど様々なフローリストのテクニックをご披露いただきました。今日もまた学び多き一日となり大変勉強になりました。立体フレームは少し時間もかかり難しいのですがこの季節に出回る実物等の花材で美しいブーケとなりますのでまたゆっくりと作成してみたいと思います。
フレームブーケ イギリス フラワーアレンジメント レッスン
フレームブーケ イギリス フラワーアレンジメント レッスン イギリス フラワーアレンジメント レッスン

ヨーロッパクラス2016 パーティギフトのアイディア D2

フラワーアレンジメント留学 パーティギフトのアイディア イギリス フラワーアレンジメント レッスン パーティギフトのアイディア
ディナーへお招きいただいた時、ホストへの一番の贈り物はお花とお酒だと思います。今回はシャンペンやワインのボトルを入れるホルダーのギフトアレンジメントでした。何か小さな飾り物を持参するようにとのリクエストがあり、みなさんそれぞれ持ち寄りました。レッスンのデモで見せられた先生のボトルホルダーはドライのリーフやドライフラワーを中心としたかなり独創的なアレンジメント。作品には迫力があり一目見たらとても忘れられない程のインパクトでした。ボトルの取り外しも簡単。実用的であり非常にお洒落だと感じます。

事前にホルダーの下準備はされており、植物の枝を整え土台にワイヤーで丁寧に括り付けてゆく作業から開始です。ここでしっかりとゆるみがないように取り付けです。持参したペンチが大活躍。ローリエの葉をボンドで側面に貼りつける作業がありました。コールドグルーは時間がかかりあまり効率がよくありません。そこで登場したのが両面テープです。私と他の生徒さん1名が持参しておりクラスのみなさんで使いました。ベースが出来上がりランチブレークです。数パターンの飾りを持参していたためアイディアが固まらずちょっと足踏みしていましたので、ランチは丁度よい気分転換でした。毎回ランチボックスをもってご登場のGeoffrey先生。とてもおいしくいただきました。いつも大量の食料の買い出し、人数分のご用意そして特別メニューのご配慮にも感謝です。
フラワーアレンジメント留学 シャンパンボトルのホルダーを作る過程でベイリーフを貼りつける作業 フラワーアレンジメント留学 レッスンで作った作品

ヨーロッパクラス2016 Malvern

イギリス フラワーアレンジメント留学
イギリス花修行より帰国しました。当初はロンドンでの開催予定でしたがしたがFDBイギリス本部事務所の所在地であるWorcestershireのMalvernへ教室での開催となりました。Malvernはイギリスの作曲家Sir Edward W. Elgarの出身地で、美しい丘の風景と素晴らしい水で有名な所です。街の中には水汲み場がいくつもあり、住民たちにも豊かな自然からの贈り物が役立っていると感じました。以前にもご案内しましたが、この水は女王陛下へ献上されているとの事です。自然は私たちに様々なメリットをもたらしてくれます。次の世代のためにしっかりと守り大切にしてゆかなければならないと感じた次第です。この地は英国の小高い丘であるためは日本より秋が早くすでに落葉も始まっていました。ひんやりとした朝の空気に包まれて、落ち葉舞う小道の散歩も風情あるものでした。
英国フラワーデザイン教室 英国フラワーデザイン教室 周りの景色
教室は小さな山小屋です。大きな窓が東側と南側にありお天気の良い日は柔らかな陽が差し込み暖かくなります。ちょうど先生の後ろが東窓、窓から見えるテラスや丘の風景もよい雰囲気です。この建物はイングリッシュパブのオーナーが貸し切りのイベント用に用意している離れだそうです。パーティーなどに利用されるとの事。白い机と椅子、女性のオーナーのテーストを感じるなかなかチャーミングな部屋でした。外のデッキでいただくイギリスのエールビールを心待ちにしていたのはどうも私だけではなかったようです。

イギリス ハンプトンコートパレスフラワーショー2015 ホスタ 

シェイドガーデンには欠かせないホスタ。日本では擬宝珠(ギボウシ)。多様過ぎて選ぶのに迷った記憶がありますが、こちらでも見た事のない種類が所狭しとアレンジされていました。ネーミングもユーモラスで楽しいです。ぜひ写真のプレートをチェックしてみて下さい。
ホスタ ギボウシ
Hosta 'Teeny-weeny Bikini'Hosta 'Teeny-weeny Bikini'
Hosta 'Snake eyes'Hosta 'Snake eyes'
Hosta 'Hydon Sunset'Hosta 'Hydon Sunset'
Hosta 'Blue Mouse Ears'Hosta 'Blue Mouse Ears'
Hosta 'Praying HandsHosta 'Praying Hands

イギリス 秋のMalvernフラワーショー2015

イギリス 秋のMalvernフラワーショー2015
現在フラワースクールのコースにご参加いただいている生徒さんより秋のMalvernフラワーショーの様子をお送りいただきましたのでご紹介します。このフラワーショーは毎年9月下旬の最終ウィークエンドの2日間開催されます。実りの秋を祝うイベントとして新種やトレンドの植物、珍しい花やとても立派な野菜などを紹介するブースが立ち、工夫を凝らしたディスプレーで会場を盛り上げています。会場の一角ではフローリストのコンペティションもあり沢山の方が訪れます。

Malvernフラワーショーのフローリストリーコンペのスケジュールは11カテゴリーとなっています。
1.Pastral Joy 1チーム2名までエントリーOK。122㎝の丸いセージ色に塗られた高さ30㎝の台にアレンジメント。作品の高さ制限はなし、オールラウンド(四方見)から鑑賞
2.Sunset縦(奥行)68㎝ x 横76cm黒い布で覆われている台と黒のバックドロップ(後ろの壁)があるエリアにアレンジメント。正面から鑑賞
3.Colour Explosion, a Pedestal exhibit 台はなく床置きのアレンジメント縦122cmx横122cmのエリアにデザイン 正面から鑑賞
4.Golden Treasurers91.5㎝四方、床からの高さ76㎝の台を各自各々用意し、黒の布をかける。アレンジメントの高さはテーブルより90㎝以上であり、オールラウンド
5.Fascinating Foliage 葉を主としたアレンジメント 縦61㎝ x 横61cm x 高さ56㎝、パッションフラワーを描いた台とする事。許容スーペースは1m2以内
6.The Artist 以下略
7.Delightful
8.Little Treasure
9.Halloween
10.A Christmas Bauble
11.Seasonal Swag

イギリス ハンプトンコートフラワーショー2015 珍花

ハンプトンコートパレスフラワーショー 珍しい花 ’Lonicera Hildebrandiana’’Lonicera Hildebrandiana’
フラワーショーでは珍しいお花が世界中から集められています。一つでも強烈なインパクトのある花、どこかで見たかなと思う花、ファミリーが連想できる花など、ご一緒した方々と楽しくお話ししながらの見学でした。時間を忘れて夢中で写真に収めました。

イギリス ハンプトンコートフラワーショー2015

ハンプトンコートパレス フラワーショー入口
ロンドン中心部より電車で約一時間、駅についたらフェリーでフラワーショーの入り口までアプローチ。歩いても15分ですがボードのショートライドを楽しみました。一番奥にあるフローリストリーマーキーから見学開始です。テントの中ではそれはそれは見事な花の競演。ディスプレーは審査対象でアワードが用意されます。それぞれのナーサリーは凝ったディスプレーを展開しており、整った会場はまさに色の洪水でした。会場を歩いているとイギリスで人気のある植物が一目でわかります。一例は、クレマチス、グラジオラス、ダリア、サボテンや多肉植物、サルビア等の小さな多年草、スィートピー、アリウム、アマリリス、オーニソガラム、ユリ、オーキッド、ベゴニア、デルフィニウム、フクシア、アストランチア、アガパンサス、ダイアンサス、チューベローズ、ホスタ、ヒューケラ、コレクターに人気のアルパイン高山植物、アフリカンの植物や食虫プラント、アジアの珍しい植物、日本のカエデや見事な盆栽まで。私はヘザー類がお気に入りでした。バラはローズハウスが別棟にありますのでこちらではそれほど見かけませんでした。やはり冷涼な気候を好む植物が多いですね。アジアからの蔓性植物のコーナーなど珍しい植物もあり、多種類を目にして大満足な朝でした。気が付くと通路はいつの間にか沢山の人で埋まっていました。写真が多いため何度かに分けてご紹介したいと思います。
沢山の人で埋まるフラワーマーキー

ハンプトンコートパレス フラワーショー2015 フローリスト学生コンペティション

ハンプトンコートパレスフラワーショー フローラルデザインスタジオ フローリストリー コンペティション会場
フラワーデザイン・オブ・ブリテン夏のヨーロッパコース後のロンドン訪問はハンプトンコートパレスフラワーショーを見に行く目的がありました。一時的に雨がぱらついたものその後は終日晴れて暑い日となりました。フローリストリーを専攻している学生やイギリス各地のフラワーデザイナーが参加しているコンペがインスパイアゾーンのフローラルデザインスタジオにありました。実はこのコンペはイギリスのフラワーデザインを専攻している学生たちにとっては大変重要な作品展なのです。まずここで優勝し2016年チェルシーフラワーショーで行われるRHS Floristry College of the Yearの栄誉あるタイトルを目指す事になります。尚、こちらに出展していない学校は後日のタットンパークのフラワーショーでのコンペティションに参加し, 来年のチェルシーを目指します。それにしてもイギリス人は本当に花好きですね。本来ガーデニングのフラワーショーなのですが、この会場も人だかりでした。大学対抗のコンペ作品をご紹介します。

<スケジュール schedule>
スケジュールとはコンペ出展におけるテーマや決まり事です。ミュージカルが全体のテーマです。
Design 1 選んだミュージカルでつける帽子
Design 2 開演初日の夜のパーティーのテーブルアレンジメント
Design 3 劇場の入り口に飾るアレンジメント
Design 4 主役の女優に贈るワイヤリングされたプレゼンテーションブーケ

ハンプトンコートパレスフラワーショー フロリストリー コンペティション作品 ハンプトンコートパレスフラワーショー フロリストリー コンペティション作品 帽子

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